安倍総理大臣は、自民党の憲法改正推進本部の会合に出席し、憲法改正は自民党結党の目的の1つだと指摘し、「大きな宿題が残っている」と述べ、改めて憲法改正に強い意欲を示しました。 自民党は昭和30年の結党以来、憲法改正を党是としていて、去年4月に「国防軍を保持する」という条文などを盛り込んだ憲法改正案をまとめ、先の衆議院選挙の政権公約でも憲法改正を柱の1つに位置づけています。 自民党の憲法改正推進本部の会合が、安倍政権の発足後初めて開かれ、およそ100人が出席しました。 この中で安倍総理大臣は、「自民党が結党した目的は、占領時代に作られた仕組みを見直して憲法などを改正することと、衣食住を心配しなくてもいい経済力を手に入れることだった。経済の目標は達成したが、憲法改正という大きな宿題が残っている」と述べました。 そのうえで、安倍総理大臣は「自民党は本格的な憲法改正案を用意しており、皆さんには憲法を