渋谷区「同性婚」条例1日施行 全国初、法的効力なしも… 東京都渋谷区で同性カップルを結婚相当と認める条例が成立し、喜ぶカップルら Photo By 共同 同性カップルを結婚に相当する関係と認め「パートナー」として証明書を発行する東京都渋谷区の条例が31日の区議会本会議で、賛成多数で可決、成立した。4月1日施行。証明書発行の時期などは今後、区の規則で定める。区は早ければ夏ごろの開始を目指しているが、桑原敏武区長が今期で引退するため、事実上の運用は4月の区長選で当選する新区長の下で進められる。桑原区長は条例の成立を受けて記者会見し「国政に対しても人権上の課題として一石を投じ、歴史的な一ページを開いた」と述べた。採決では、出席総数31人のうち自民党と無所属の一部計10人が反対した。 証明書の対象者は区内に住む20歳以上の同性カップルで、互いに後見人となる公正証書を作成していることなどが条件
同性愛をカミングアウトした教師 彼に宛てられた少女の手紙の内容とは? 同性愛者であることを告白することは、ほとんどの社会の中で勇気が必要な行為だ。しかもそれが、責任ある立場であればなおさらだろう。 しかし、その責任ゆえにカミングアウトした人もいる。イギリスの小学校で教えているある教師は、自分が同性愛者であることを、教え子たちにカミングアウトしたのだ。 そして、その告白を聞いた9歳の少女が彼に宛てて書いた手紙が、今、話題になっている。 Photo by Department for Communitie 彼は授業で、子どもたちにある質問を投げかけた。 『ゲイ』という言葉が 侮蔑の意味で使われているところ 聞いたことある? そう質問すると、ほとんどの子どもたちが「Yes」と手を挙げたそうだ。そして、「ゲイやレズビアンであることは間違ってる?」とも聞いてみたが、その質問に対する反応も同じような
【ロンドン=小嶋麻友美】国民の約85%がカトリック教徒のアイルランドで二十二日、同性婚を認める憲法改正の賛否を問う世界初の国民投票がある。賛成、反対両派はかつてない盛んな運動を展開。世論調査では賛成の優勢が伝えられ、伝統的家族観を重んじてきたカトリック国の変化が注目されている。 カトリックでは、結婚は生殖を前提とした男女によるもので、同性愛は罪とされる。教義を反映した憲法の下、同性愛は一九九三年まで犯罪だった。二〇一一年、同性カップルに結婚と同等の社会保障や税制を認める制度が導入されたが、養子縁組などは認められなかった。 完全な平等化には国民投票に基づく憲法改正が必要で、現政権は一三年に実施を表明。ケニー首相は二十日、最後のテレビ演説で「私たちの国は歴史をつくる。権利のため、愛のために賛成を」と訴えた。主要な政党や、アイルランドに欧州拠点を置く米IT企業も支持を表明している。
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