2013年と、2014年は、ずいぶん違う。「国際ニュース」、「国際関係」では、どの見地から見てもそうではないかと思う。 その違いは、2010年と2011年のそれほどは大きくないかもしれないが、例えば2009年と2010年との違いよりは大きいだろう。 そこにはさまざまなファクターがあるのではないかと思う。ただし、それらについて詳細・個別に検討することは本稿の目的ではない。 自分の見ているモニター内の世界において、2013年と2014年の最大の違いは、「イスラム国 the Islamic State」を自称する集団(以下、「ISIS」と表記する)の《出現》によってもたらされた。以下、本稿における私のナラティヴの基本は、「英語圏の語り」に依存している。つまり「アルカイダという凶悪な敵」を前提とする語りだ。 何度も述べているが、ISISは元々「アルカイダの一部」だった。それが2014年に入ってから
![あるアカウントの「中の人」の暴露について。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/61ff4fb1d4aba9b1a05b78cee2c869f19d0d04f5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnofrills.up.seesaa.net%2Fimage%2Fshamiwgone.png)