世界最大のIT見本市「CES(コンシューマーエレクトロニクスショー)」が1月、アメリカ・ラスベガスで開かれました。そこで注目されていたのが、中国のベンチャー企業「ロヨル」が開発した“折りたためるスマートフォン”です。なぜ大手メーカーに先駆けて商品化できたのか、取材しました。 【報告:中国総局 吉田稔記者】 7.8インチのタブレット端末が、画面の真ん中でぐにゃり。片手で持てるスマートフォンに早変わり。世界初の“たためるスマホ”です。自在に曲げることができる有機ELディスプレーの特徴を生かして開発されたこの端末は、自立させることも可能です。大画面で見られるタブレット端末と、持ち運びしやすいスマホの“いいとこ取り”を実現しました。