アイヌ文様をあしらったマスクを袋に詰める芳賀美津枝さん=登別市内で2020年5月25日午後2時5分、平山公崇撮影 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は3日、東京都内で評議員会を開き、理事会から提案された理事定数の増員と新理事候補12人を承認した。定数は35人から45人となり、新理事はいずれも女性でその中の一人、芳賀美津枝(みつえ)さん(67)は北海道登別市の刺しゅうサークル「登別アシリの会」代表。突然の理事就任に「大きな重責を承り、誠に恐縮している。差別を受けてきた少数派の意見も知ってもらい、(五輪開催に)役立ててほしい」と語った。 アシリはアイヌ語で新しいという意味。名称に「新しい方向に向かって」との願いを込めた同会が一躍有名となったのは、昨年5月だった。当時は官房長官だった菅義偉首相が記者会見で、魔よけの意味があるとされるアイヌ文様を刺しゅうした同会のマスクを着用したのだ。一気
東京オリンピック・パラリンピックに向けた、政府と東京都、組織委員会による会議が開かれ、外国人の観客については原則として14日間の待機を免除する方向で具体的な感染対策を検討し、来年の春までに決めることになりました。 総理大臣官邸で開かれた会議には、杉田官房副長官のほか、東京都と組織委員会の担当者らが出席しました。 会議では、外国人の観客の受け入れにあたっては、原則として14日間の待機を免除し、公共交通機関の利用も認める方向で検討する方針を確認しました。 そして、14日間の待機などと同じ程度の防疫措置を構築するとして、行動や健康を管理する仕組みを整えて、感染の疑いがある場合は速やかに把握できるようにするなど、具体的な感染対策を検討し、来年の春までに決めることになりました。 また、収容する観客数の上限については横浜スタジアムなどで行われた、プロ野球の試合に制限を超える観客を入れて、感染対策などを
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長は16日、TBS系「NEWS23」に出演し、大会経費が大幅に増えることが指摘されている問題について、「最初から(経費算定の)計画に無理があった」と強調した。 猪瀬直樹前知事の時代に作成された「立候補ファイル」には、大会運営費が3000億円とあるとしたが「それではできない」と、あらためて指摘。スポンサーからの民間資金や国際オリンピック委員会(IOC)からの交付金、グッズ販売などで「5000億円くらいになると思う」と述べた。その上で「それ以上は使えない。赤字になっても、組織委員会は五輪が終われば解散する。借金を残すわけにはいかない」と強調した。 五輪招致にまつわる不正送金疑惑については、「コンサルタントにお願いすることはたくさんあると思う」とした上で、「組織委員会は(招致が)決まってから受け継いだ。前のプロセスについては申し上げるべきではない」
ごあいさつ 学生の皆さん、はじめまして! 私は、早稲田大学2年の松本 海月といいます。 いよいよ、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会(以下、東京五輪)まであと2年です! 私も、このやりがい先進国・日本で「美しい五輪」が実現することを大変心待ちにしています。 その東京五輪において、東京五輪組織委員会の皆さんは、私たち学生に、やりがい溢れるボランティアの機会を与えてくださろうとしています。 日本には昔から、「若いうちの苦労は買ってでもしろ」ということわざがありますが、この貴重な機会を、組織委の皆さんはなんと無料で提供してくださるのです!! こんな機会、ほかにあるでしょうか? 世界に誇る東京五輪でボランティアをすれば、やりがいや感動を得られるのはもちろんですが、その経験は今後の人生においても活かされ、私たちの身近なところでは、例えば就職にも直結するのは確実です。東京五輪のスポンサー企
人が死ぬレベルで暑いけどオリンピックはどうするの、という話で「打ち水をする」「マラソンを早目の時間にやる」といった案はせいぜい部分最適でしかなく(それすら怪しく)、全体最適なら「10月に開催する」(あるいは開催しない……)でしかない。 女性の医者は結婚や出産を機に退職してしまう、という話で「男性の医者を増やすために医大の入試で女性だけ点数を下げる」は医大側の狭い損得から導かれる解でしかなく、全体最適なら「医者や女性の(性差別に基づく)労働環境・構造を改善させる」でしかない。 誰だって真っ先に思いつく全体最適の解が踏みにじられながら、対症療法が「必要悪」「妙案」として本当に実行される姿を見せられると、たとえそれが自身の利害に直結する話でなかったとしても精神が疲弊する。誰だって自分たちが生きている世界で「まとも」がきちんと機能するところを見たい。部分最適によってひずみやしわ寄せが発生して苦しむ
2020年の東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、夏の時間を繰り上げるサマータイム(夏時間)を猛プッシュしている。 これまでも、省エネを目的とするサマータイムの議論はたびたび盛り上がっては立ち消えになってきたが、今回の目的は「猛暑対策」。政府与党が「本格検討に入った」と報じられたのに続いて、安倍晋三首相は森氏らとの会談で、まずは自民党内で議論する意向を示したという。ただ、導入には様々なハードルや、健康被害などデメリットが指摘されており、菅義偉官房長官は現時点では「国民の皆さんの日常生活に影響を生じる」と慎重姿勢だ。 「日が高くなる前にレースを終えることができる」? 森氏は2018年7月27日に安倍氏と会談し、サマータイムの法整備を要望。これを受ける形で、産経新聞は8月6日の1面トップ(東京本社最終版)で、政府・与党が夏の時間を2時間繰り上げるサマータイムについて「本格検討に入っ
2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(81)が23日、都内で単独インタビューに応じた。開幕まで今日24日でちょうど2年となるのを前に、この日、東京では観測史上最高となる気温40・8度を記録。前代未聞の暑さが目の前にある厳しい現状を、チャンスに変えるべきとの考えを示した。これまでも暑さ対策は講じてきたが「想像上ではなく今、現実にある。実際に試すため、生かさない手はない」と机上論ではなく今夏、実証実験を徹底する。 【一覧】2020年東京五輪競技日程案 丸2年後、東京オリンピック(五輪)が開幕しているその日に東京で40度を超え、森会長は自問自答した。「この暑さが来たら本当に、まっとうにやっていけるのか」。 全国的に熱中症で救急搬送されるケースが多発し、今夏の酷暑は社会問題となっている。しかし、開催時期は国際オリンピック委員会(IOC)が提示し、東京側も織り込み済みで招致し
2020年東京五輪・パラリンピックのボート・カヌー会場について、国際オリンピック委員会(IOC)が、現計画の海の森水上競技場(東京湾臨海部)での実施が困難な場合を想定し、韓国での開催を検討していることが17日、分かった。複数の大会関係者が明らかにした。 小池百合子・東京都知事が長沼ボート場(宮城県登米市)への移転を含めて開催計画の見直しを検討しているが、IOCや国際競技団体は「海の森」を最善と評価している。トーマス・バッハIOC会長が18日に小池氏と会談し、開催計画について意見交換する。今後、日本側との調整が難航した場合、IOCが韓国案を持ち出す可能性がある。 IOCが検討対象としているのは、韓国・忠州市のボート場。2014年アジア大会のボート会場で、交通アクセスに課題があるものの、ボート関係者によると「数カ月あれば、五輪を開催できるような能力をもったコース」という。 会場をめぐっては、小
Creating the possibilities of humans and society, Like sports. CEO Dai Tamesue 人間と社会の可能性を拓く、 スポーツのように。 タイムというはっきりとした結果が出る競技を追求しながら、人間の限界はどこにあるのだろうかと考え続けてきました。伸び悩んだり、重圧に苦しんだりする中で、限界は自分自身の思い込みが作っているのではないかと、そう思うようになりました。 社会を見渡せばそんな出来事が溢れています。思い込みによって制約がかかり可能性が狭まっている。自分がスポーツと向き合ってきた方法が、人間と社会の可能性を拓く上で活かせるのではないかと思い、会社を始めました。 私は「スポーツとは身体と環境の間で遊ぶこと」だと定義しています。遊びには計画も、義務もありません。面白いから行われる自由な活動です。そんな「遊ぶ」という感覚が
様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。 あなたもぜひこのセッションに参加してください。 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元総理が2月20日(木)に福岡市で行った講演での発言につきまして、TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」のニュースコーナーで言及した部分を、前後の文脈を含めて書き起しましたので、掲載致します。 『第262回「毎日・世論フォーラム」』より ■ソチオリンピック視察 森喜朗です。少し寝不足ですが私も。一昨昨日ですか、ソチから帰ってきたばかりでもあります。ソチというのは、とても良いとこです。しかし、足の回りが非常に悪いんですね。ロシアっていう国は
ハフィントンポスト編集部からお題(お代ではない)をいただいたので、オリンピック招致について考えるところをつらつらと書いてみる。 2020年オリンピックの開催都市が、2013年9月7日からブエノスアイレスで開催されるIOC総会で決定されるらしい(決定は日本時間で8日早朝あたりとか)。候補として名乗りを上げている東京、イスタンブール、マドリードの3都市がこれまで繰り広げてきた招致レースもいよいよゴールを迎えるわけだ。ブックメーカーなどでの予想では、東京が44%、マドリードが29%、イスタンブールが24%。つまり東京が最有力なのだそうで、「関係者」の皆さんのテンションが上がるのも無理からぬところだろう。 Tokyo Olympic Bid Wins Odds Makers’ Favor to Host 2020 Games(Bloomberg 2013/09/03) Tokyo is the o
猪木氏、巣鴨で74歳女性に闘魂ビンタ 日本維新の会から参院選比例代表での出馬を表明しているアントニオ猪木氏(70)が15日、都内4か所で都議選の同党立候補者の応援演説を行った。最初に訪れた“おばあちゃんの原宿”巣鴨・とげぬき地蔵では、74歳のお年寄りに闘魂ビンタ。これまでは一般人へのビンタを控えていた猪木氏だが、ついに伝家の宝刀を解禁した。 「闘魂注入、してくださ~い」。巣鴨での応援演説後、駆け寄ったおばあちゃんのリクエストに応えた猪木氏は、優しく右腕を振り抜いた。「これでいつでも死ねる」と喜ぶおばあちゃん。「(ビンタは)維新からはあんまりやるなって言われてるんだけど…。でも俺にしかできない街頭演説をしたい」この日は計6人の一般人と1人の候補者に闘魂注入し、満足げだった。
元南海ファン的には長嶋が南海に来ていれば球史は大きくパリーグに引き寄せられ、地軸が動いて日本以外全部沈没状態となってパリーガーにあらずんばアスリートにあらずという風潮に拍車がかかったであろうことは間違いないと思うんですよね。 間違いなく長嶋茂雄の死期を悟った有力者が適当な口実とビジネスとしての着地点を探った挙句、松井秀喜との”師弟”受賞という荒技を考案したのだろうと思料する次第です。 長嶋さん「驚いております」 松井さん「ただただ恐縮」 http://www.asahi.com/sports/update/0401/TKY201304010335.html 問題は、原辰徳です。どうなってしまうのでしょう。行く末を案じずにはいられません。少し前の清武の乱では見事に巻き込まれ、女性問題で暴力団筋にお金を支払った過去までどこぞの人権蹂躙雑誌に報じられてしまいましたが、一応はあの第2回WBC優勝監
1956年埼玉県生まれ。野球、サッカーはもとより、マスコミに取り上げられる機会が少ないスポーツも地道に取材。そのためオリンピックイヤーは忙しくなる。著書にはアメリカンフットボールのチーム作りを描いた『勝利者』などがある。高校スポーツの競技別・県別ランキングをデータベース化したホームページも運営。 「高校スポーツウルトラランキング」 SPORTS セカンド・オピニオン サッカーから野球、大相撲や陸上に至るまで、あらゆるスポーツニュースを独自の視点で解説!スポーツニュースの「セカンド・オピニオン」を目指します。 バックナンバー一覧 文句なしの実績! 吉田沙保里の13連覇 女子レスリング55キロ級の吉田沙保里に国民栄誉賞が贈られることが9日、政府から正式表明された。 8月のロンドン五輪に続いて9月の世界選手権でも金メダル獲得。この優勝で世界(五輪+世界選手権)13連覇となり、レスリングではこれま
谷亮子参院議員2004年のアテネ五輪女子48キロ級で優勝した谷亮子さん2004年のアテネ五輪女子48キロ級で金メダルを獲得し、声援にこたえる谷亮子さん 女子柔道の五輪金メダリストで参院議員の谷亮子さん(35)が競技生活の第一線から退く決意を固めた。15日夕に記者会見して発表する。谷さんは7月の参院議員選挙比例区に民主党から立候補し、初当選。政治活動と並行して「(2012年)ロンドン五輪を目指します」と語っていたが、柔道との両立は難しいと判断したと見られる。 谷さんは14日、「谷議員」の生みの親である民主党の小沢一郎元代表を東京都内の個人事務所に訪ねた。会談後、記者団に囲まれ、「自分自身のことで色々と」とだけ語った。競技生活からの引退を含めた今後の身の振り方について相談したものとみられる。 谷さん(旧姓・田村)は柔道女子48キロ級で長く活躍し、人気漫画の主人公からとった「ヤワラちゃん」
握手する菅直人首相(右)とモンゴルのバトボルド首相=2日午後、首相公邸、代表撮影 菅政権は、自動車や家電製品などに使うレアアース(希土類)について、豊富な埋蔵量が見込まれるモンゴルから本格調達する方針を固めた。尖閣諸島沖の漁船衝突事件で中国側がレアアース禁輸を事実上の対抗措置としたことへの危機感から、官民一体で資源外交に乗り出し、調達先を広げる狙いがある。 菅直人首相は2日夕、来日したモンゴルのバトボルド首相を首相公邸に招いた。日本の大手商社幹部らも同席した。会合の冒頭、首相は「極めて高い潜在力を有するモンゴルの鉱物資源開発は両国の国益にかなう。資源開発を中心とした経済交流のいっそうの発展につながれば幸いだ」と語った。 この日の会合で、双方は今月中に本格的な探査事業に入る方針を確認した。日本側から独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)などを経由して技術や資金を供
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く