仏パリ(Paris)で、蛇口から流れる水道水(2008年11月19日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/ ERIC PIERMONT 【7月1日 AFP】韓国・ソウル(Seoul)の警察は1日、水道水を「病気治癒力のある聖水」に変えることのできるデジタル装置を発明したとうたって自家製のろ過装置を販売していた医大教授(53)を詐欺容疑で書類送検した。 ソウル警察によるとこの教授は、聖母マリアにまつわるキリスト教カトリックの巡礼地、フランス・ルルド(Lourdes)の泉からくんだ「聖水」にあるとされる治癒力の「デジタル化」に成功したと主張。これを応用してセラミック製や紙製の水道水用フィルターやプラスチック製カートリッジなどの製品を開発したとして、糖尿病、腫瘍など、病気のタイプ別に異なる装置を約5000人に販売し、17億ウォン(約1億2000万円)近くの利益を得ていた。 セラミック製フ
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