概要 ドイツ連邦陸軍現行主力戦車。最初の生産車が1979年に納入されてから、30年以上経過しているものの、絶え間なく改良が続けられ、いまだに第1線級の戦闘力を誇る。 誕生までの経緯 「レオパルト2」はその名前にもかかわらず、実はレオパルト1の単純な新バージョンではない。 元々はアメリカとのMBT-70(KPz70)の共同開発プロジェクトであったが、双方の要望を盛り込んでいくうちに重量が増大し、さらに想定より開発コストが超えてしまったため、最終的にプロジェクトは中止された。 その後、アメリカと西ドイツの双方はMBT-70(KPz70)の開発で得られたノウハウを生かし、それぞれ「M1エイブラムス」と「レオパルト2」を開発したのである。 金メッキのレオパルト(レオパルト2開発計画) 純国産の新式戦車の開発は1970年にクラウス・マッファイ社によって始められた。 1年後には新戦車の名称は「レオパル