HTTPステータスコードは、HTTPにおいてWebサーバからのレスポンスの意味を表現する3桁の数字からなるコードである。RFC 9110によって定義され、IANAがHTTP Status Code Registryとして管理している。また、インターネット標準とはなっていないが「標準への提唱 (英: Proposed Standard)」段階のものや、その他の状態のステータスコードも存在する。以下に一覧を示す。 リクエストは受け取られた。処理は継続される。 100 Continue 継続。クライアントはリクエストを継続できる。サーバがリクエストの最初の部分を受け取り、まだ拒否していないことを示す。 例として、クライアントがExpect: 100-continueヘッダをつけたリクエストを行い、それをサーバが受理した場合に返される。 101 Switching Protocols プロトコル切
「NIC 2枚刺し」というと「IP masqueradeを使ってLinuxでルーターを作ろう!」的な話を思い出す老害です。こんにちは。 NICを2枚生やしたサーバーから同じサブネットに両方の足をのばす機会があったのですが、じゃっかん躓いたのでそのメモです。 具体的にいうと、eth0の方は問題ないのですが、eth1についているIPアドレスへの疎通ができない、というものでした。 以下、 eth0についているIPアドレスが10.0.0.10 eth1についているIPアドレスが10.0.0.11 対向の別サーバーが10.0.0.100 という体で読んでください。 さて、 別サーバーからpingしつつ、eth1でtcpdumpしてみると、echo requestは届いているのが観測できました。が、echo replyを返していません。 # tcpdump -i eth1 -nl icmp liste
20年ほど前にイーサネットを学び始めた頃、イーサネットの2つの大きな特徴を教わりました。1つは、イーサネットでは複数のノードがケーブルを共有しているため、信号の衝突(コリジョン)が発生すること。もう1つはネットワーク構造には決してループとなる部分があってはならない、ということです。 しかしこの2つの特徴は、イーサネットの進化とともに消え去ろうとしています。イーサネットは僕の知っている昔の姿から大きく変わろうとしているのです。 コリジョンはなくなった イーサネットの大きな特徴の1つが、CSMA/CD(キャリアセンスマルチプルアクセス/コリジョンデテクト)です。ネットワークに複数の機器が接続されている場合、同時に通信を開始するとネットワーク上で信号が衝突するコリジョンが発生、コリジョンの発生が検出された場合には、それぞれの機器はランダムな時間だけ待って再送する、という仕組みです。 これによりイ
世界を席巻する“Skype”とは何か? 「Skype(スカイプ)」という便利なソフトウェアをご存じだろうか? Skypeは、インターネットを通じて音声通話や文字によるチャットなどが行えるコミュニケーション・ソフトウェアである。Peer to Peer(以下PtoP)モデルのファイル交換ソフトウェアとして著名なKaZaaの開発元が、それまでに培ってきたPtoP技術を生かして開発したソフトウェアがSkypeである。インターネットを介した音声通話やチャットというと、以前からYahoo ! MessengerやMSN Messenger/Windows Messengerなどのインスタント・メッセージング・ソフトウェア(以下IMソフトウェア)が提供されているが、Skypeはこれらにはないさまざまな特徴がある。 Skypeは、インターネットを介して音声通話や文字によるチャット、ファイル転送などを可能
OSI基本参照モデル 初出:2005/9/5 「OSI基本参照モデル」とは「アプセトネデブ」のことである。呪文のように唱えてみると親近感が沸く。「アプセトネデブ、アプセトネデブ」。 「アプセトネデブ」は間違いなく、ネットワーク技術を知るための入り口である。 世間には、豊富なボキャブラリーと、意味のわからない横文字を多用して、相手を煙に巻く人が少なからずいる。そういう人達は、それらの言葉がわかっていることが多い(と信じたい)が、言葉の定義を気にする人や横文字が嫌いな人からは、残念ながら敬遠されてしまう。敬遠される理由はたいてい、「意味がわからず、流されるように横文字を使っているようにしか見えないから、その人の話がうさんくさくてしょうがない」ということらしい。 ネットワークにも同じことが言えて、言葉の意味は断片的にわかってはいるけれど、実際にどういうものかわからなければ、そのキーワー
ゼロ円でできるインターネットVPN OpenVPNで手軽にVPN構築 オープンソースのソフトウェア「OpenVPN」を利用すれば、手軽にSSL-VPNによるインターネットVPN環境を構築することができます。そのインストール・設定方法を紹介しましょう。(編集局) Shin.鶴長 2008/5/2 元祖仮想化はネットワーク? 高速なCPUの普及を背景に、XenやVMwareのような仮想化技術が注目されていますが、ネットワークにおいても、ブロードバンドのような高速インターネット回線の普及を背景に、インターネットVPNが利用されるようになっています。 VPNはインターネット上に仮想的な専用線を構築し、離れた拠点間を直接つなぐことができます。VPNはNATルータやファイアウォールを越えた接続も可能なため、外部のインターネットからはアクセスできない社内ツールに、自宅に居ながらアクセスすることができます
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