『THX 1138』は、1971年のアメリカ映画。ジョージ・ルーカスのデビュー作となったSF映画である。 概要[編集] 原作・脚本・監督はルーカスが1人で担当している。 ルーカスが南カリフォルニア大学時代の1967年に制作した短編映画『電子的迷宮/THX 1138 4EB』が元となっている。教授たちに課題として求められたのは5分以内のものだったが、ルーカスは20分以上の自由な映画を作ってみせた。これを見た教授たちは「彼は規制を超えて何かをやれる男だ」と期待するようになったという。また、この短編映画に可能性を感じたフランシス・フォード・コッポラによってルーカスと映画会社に資金[2]が提供され、コッポラの期待を受けて映画は制作されたが、興行的には失敗に終わった。 配給会社が「わけが分からない」と勝手に5分短くカットしたため、ルーカスはハリウッド・システムを嫌うようになる。 日本では劇場未公開だ