鉄道玩具「プラレール」の収集が趣味で、出前走行にボランティアで取り組む男性が鈴鹿市にいる。東旭が丘2の会社員猿木淳さん(56)。商業施設など依頼主が用意した会場で大掛かりなレイアウトを組み、子どもたちを夢中にさせる。「玩具は遊んでなんぼ。多くの人に楽しんでほしい」がモットーだ。 猿木さんがプラレールと出合ったのは幼少期だが、夢中になったのは父親になってから。長男(22)が三歳を迎えた誕生日にプレゼントとして買い与え、一緒に遊ぶうち、「立体交差など大人だからできる複雑なレイアウト」の魅力に気付いた。車両自体にも関心が向き、新製品が出るたびに購入。フリーマーケットやリサイクルショップで廃版も集めている。コレクションは基本の三両一セット換算で約千セットに上る。 ただ、存分に走らせられるほど自宅は広くない。“不完全燃焼”でいた十年ほど前、インターネットで知り合った愛好者仲間らに誘われ、岐阜県各務原
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