岩手県矢巾(やはば)町で5日、中学2年の男子生徒(13)が電車にはねられて死亡する事故があり、生徒が担任に提出したノートに「なぐられたり首しめられたり悪口言われた」と記していたことがわかった。学校は7日、全校生徒にいじめの有無を尋ねるアンケートをするなど調査を始めた。 県警によると、生徒は5日午後7時半ごろ、矢巾町のJR東北線矢幅駅で電車にはねられ、まもなく死亡が確認された。県警は生徒が自殺を図ったとみて動機などを調べている。 生徒の父親(40)や学校によると、生徒は担任とやりとりする「生活記録ノート」に4月以降、「体操着や教科書がなくなった」と書くようになった。6月以降は特定の生徒名を出し、「なぐられたり首しめられたり悪口言われた」「もうつかれました。もう死にたいと思います」と記した。 6月28日には「氏(死)んでいいですか?(たぶんさいきんおきるかな)」、翌29日には「もう市(死)ぬ場