コンテンツ配信は定額制になっていく 高橋氏(以下高橋):サブスクリプション(定額制)は、もはや時代の流れというしかない。音楽分野を例にとれば明快だ。もともとはCDというメディアに焼いて、ローカルで再生する。これが一般的な時代が続いたが、通信速度が速くなったことで、携帯電話でいったん音楽ファイルをダウンロードし、それから再生するという時代を迎えた。今はさらなる通信の発達によってストリーミング配信でも問題無く再生できるようになった。 そもそもデータを端末に保存するという時点で、違法コンテンツの拡散につながってしまう恐れがある。クラウド上にコンテンツを置き、そこから配信したほうがより(コンテンツ提供事業者にとって)安全だ。利用者にとっても、あたかもコンテンツが手元にあるがごとく感じられるほど通信回線の品質は向上している。KDDIでは現在、ユーザーを「au ID」で識別し、クラウド上にあるコンテン
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