印刷 東海道新幹線の三島―静岡間上り線で17日深夜に起き、新幹線が最大約5時間遅れた停電について、JR東海は20日、送電設備の工事で、規格と2ミリ異なる部品を使ったことが原因と発表した。 同社によると、新幹線の送電線はボルトとナット、ボルトに押し入れてナットを支えるピンで固定する。ピンとボルトの穴は直径4ミリに統一しているが、1990年の工事で業者が同6ミリの部品を使った。99年にピンのみ同4ミリに交換し、緩んでショートしたという。 この停電では、計約1100人が乗った新幹線2本が立ち往生した。 関連リンク「のぞみ」約5時間遅れで東京駅に到着(12/18)東海道新幹線2本、立ち往生 三島―静岡間で停電(12/18)