米Meta(旧Facebook)は11月2日(現地時間)、Facebookで2010年から提供してきた顔認識機能をシャットダウンすると発表した。プライバシーを侵害する可能性があるメタバースへのシフトに際し、プライバシー保護に対するユーザーの信頼を高める狙いのようだ。 向こう数週間中に顔認識テンプレート(顔データに紐付けられた固有の番号)も削除され、顔認識機能を有効にしているユーザーも、写真への自動タグ付けなどの関連機能を使えなくなる。「われわれの製品での顔認識利用を制限する全社的な動きの一環」としている。 同社の顔認識機能については、イリノイ州の生体情報プライバシー法に違反しているとして2018年に集団訴訟が起こされ、この2月に和解している。この和解でFacebookは6億5000万ドルの和解金支払いを命じられた。 Metaによると、現在FacebookのDAU(日間アクティブユーザー)の