悪質自転車、講習義務化も=摘発件数、5年で7倍―安全教育徹底へ・警察庁懇談会 時事通信 10月4日(木)10時17分配信 交通違反をした自転車の摘発件数は昨年3956件で過去最多となり、2006年からの5年間で6.8倍に急増したことが4日、警察庁のまとめで分かった。同庁は5日に有識者懇談会を立ち上げ、悪質な運転者への安全講習義務付けなどを議論。必要があれば法制化も検討する。 同庁は「自転車には免許制度がなく、悪質運転者への安全教育の機会がない」と指摘。懇談会は「ピストバイク」と呼ばれるブレーキのない自転車での走行や信号無視などを講習義務の対象として検討、年内に報告書をまとめる。 警察庁によると、自転車が絡む事故は昨年14万4018件起き、交通事故全体の2割を占めた。ほとんどの事故で負傷者が発生し、そのうち64.9%は周囲を確認しないまま交差点に進入するなどの違反があった。 死亡事故は