Ruby biz Grand prix 2017の連載2回目は、特別賞3社、ソーシャルイノベーション賞4社、Fintech賞1社の、8事例を一挙紹介する。いずれも、エンジニアが楽しく、柔軟かつスピーディーに開発できるRubyの特性を生かして、優れたサービスを生み出した事例ばかりである。 テクノロジーが光る3事例が受賞した特別賞 特別賞は、以下の3社に授与された。 ドキュメント共有・育成サービス「esa」 「情報を育てる」という視点で作られたesa(エサ)は、思いつきのアイデアや整理して伝えにくい考えを気軽に共有し、ゆるく共有することでみんなでブラッシュアップし、それぞれがいきいきと発案できる自律的なチーム作りを支援するドキュメント共有サービス。このサービスのしくみは、そのまま同社の姿でもある。「当社は、開発者2名、デザイナー1名の3名で全員が代表権を持っています。普段はリモートでつながり、