コンゴ民主共和国ブニアにある国境なき医師団(MSF)の支援を受けたエボラ治療センター(ETC)で、危険区域に入って患者の検査を行う前に防護服を着用する医療従事者(2018年11月6日撮影)。(c)AFP / John Wessels 【2月2日 AFP】接触によって広がる致死性の伝染病が広がっているのは、武装集団が支配権をめぐって争っているジャングルに囲まれた辺ぴな地域だった。ここに住んでいる人々は、数十年も続いた紛争に疲れ果て、よそ者にうんざりし、この病気の治療に当たるために防護服に身を包んでキャンプを設営している欧米から来た人間たちに不信の目を向ける。地元住民にとってこのキャンプは、家族が行ったきり、生きて戻って来ないことも多い場所だった。 コンゴ民主共和国の北東部以上に、エボラ出血熱の流行地域として危険で厄介なところは思い付かない。 同国東部では今、史上2番目の規模でエボラが大流行し