奈良県香芝市立小6年の女児(11)が連れ去られ無事保護された事件で、監禁容疑で現行犯逮捕された無職、伊藤優容疑者(26)は短期間に転職を繰り返していた。以前勤めていた介護施設では、上司に「一生懸命やっているのにうまくいかない」とこぼし、次第に無断欠勤や遅刻を繰り返すようになったという。伊藤容疑者の屈折した感情が面識のない女児を連れ去るという卑劣な犯行につながったのか。伊藤容疑者を知る人は「なぜこんなことを」とうつむいた。 伊藤容疑者の自宅がある同県橿原市南八木町の住宅街。自宅アパートには一人人で暮らしていた。近所の住民らによると、伊藤容疑者は平成25年7月に同県大和高田市から転居してきた。だが近所づきあいはほとんどなく、近くに住む30代の女性は「おとなしく静かに暮らしていた印象。女の子を連れ去るイメージとは結びつかない」と話す。 一方、25年まで伊藤容疑者が住んでいた大和高田市のアパー
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