ニューハンプシャー州マンチェスター(CNN) 米国のブッシュ前大統領が小泉元首相に贈ったことでもしられる電動立ち乗り二輪車「セグウェイ」の開発車、ディーン・ケーメンさんが現在、携帯できる浄水器「スリングショット」の普及を目指している。効率が良く、水不足が深刻な発展途上国で使えば多くの人々を助けることができるが、ネックは製造コストだという。 「スリングショット」は低エネルギーで水を浄化できる装置で、煮沸と蒸留などの機能があり、汚れた水も飲料可能な水にすることができる。動力となる電力は、ヘアドライヤー1台分より少なくて済む。1台あたりの浄化能力は1日あたり約250ガロン(約950リットル)で、約100人をまかなえる。町から遠く離れた途上国の小さな村でも、十分な能力だとしている。 ケーメンさんは約10年前から、この浄水器の開発に協力してきた。2006年の夏には、中米ホンジュラスの小さな村に2台を