ブックマーク / oreno-yuigon.hatenablog.com (67)

  • 失敗ばかりのプログラミング勉強法を語るので反面教師にしてくれ - 俺の遺言を聴いてほしい

    5年以上前に「プログラマーになりたい」と思い立ち、業務の後でコツコツとプログラミングの勉強をしてきた。 「自分でアプリケーションを作って、世の中に出せたらどんなに素敵なことだろう」 と夢を見ていた。青雲の志と言ってもいい。 就職前はファイルとフォルダの違いもわからず、WindowsのパソコンのセットアップもできないIT弱者であった私が、ゼロどころかマイナスの状態から、明らかに適正がないのを承知でコツコツと勉強してきた。 ...という論調で始まると 「全然ダメだった自分が大逆転を果たすまでの素晴らしい勉強法」 を語るようにも見えるだろう。 ネットでよくある 「借金100万円の落ちこぼれだった僕が年収1億を達成した仕事術」 みたいなやつだ。 この記事でそんな奇跡は起きない。 ここで語られるのはあくまで敗軍の将が語る、自らの失敗談だ。 素晴らしい成功譚ではなく、アンチパターンである。 著名なプロ

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  • なぜe-Taxは致命的に使いづらいのか - 俺の遺言を聴いてほしい

    2019年2月28日の日経新聞一面に「可処分時間の争奪戦」について書かれた記事が載っていた。 北欧エストニアでは電子化が進んでいて、税の申告から処方箋の発行まで公的手続きの99%がオンラインで済むのだという。 その結果、役所仕事で年間1400時間分の時間の余裕が生まれたそうだ。 どんな人にとっても、1日は等しく24時間。 ITによって時間あたりの生産性を高めることにより、新たな価値を生む「可処分時間」を増やし、奪い合う動きが広がっている。 この記事を読んで、午前中までせこせこと確定申告書を作っていたことを思い出した。 我が国のIT化はどうなっているのだ? 確定申告書をセブンイレブンで印刷し、ハンコを押して、マイナンバーや免許証の写しをノリで貼り付けて提出する。 税務署の人は当に親切で、質問にも丁寧に答えてくれて当にありがたかった。 彼らは全く悪くない。むしろ大好きだ。 しかし紙の書類を

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  • 読書した内容を記憶に残す方法 - 俺の遺言を聴いてほしい

    僕たちは一年のうちにたくさんのを読みますが、きちんと記憶に残っているはどれくらいあるでしょうか? 目を通したことはあるけど全く記憶に残っていないもの。 ぼんやりと覚えてはいるものの、内容を思い出せないもの。 読み終えたはずなのに、理解できていなかったため、なしでは内容を説明できないもの。 知識を吸収するために時間をかけて読書したのに、自分の中には何も残っていない、という経験をしたことがある人はたくさんいると思います。 僕はそうでした。 気になるは片っ端から買って、そのうちの一部はサラッと読むものの、頭の中に残らない。 読んだという満足感だけが残って、実生活で活かせず悔しい思いをしたことは何度もあります。 そこで今日は、僕の今までの失敗を振り返り、 「どのように読書すれば、内容を頭に残せるのか」 を考えてみます。 ポイントとなるのはやはり「繰り返し」です。 復習が大事 その場で覚える

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  • 資格マニア、勉強マニアは安全圏でエンジョイしてるだけ - 俺の遺言を聴いてほしい

    経沢香保子さんのVoicyを聴いていたら、ふと 「資格マニアの人は安全圏でエンジョイしているだけ。そこから一歩深く入って実践に踏み出すのが大事」 というフレーズがあり、身に染みるものがあった。 第148夜 自意識過剰をなおしたい というのも、僕自身が社会人になってから5年近く、家で勉強ばかりしていて、 「資格試験を取ることこそが大事だ」 と思い込んで日々を過ごしてきたからである。 仕事に関係する資格を順番に取る計画を立てて、資格試験対策を買い漁り、年に何度も試験を受けた。 そのうちいくつかは合格し、いくつかは落ちて、たまにTOEICも受けて...という、フィギュアを収集するオタクのごとく資格を集めまくろうとしていた。 とにかくあの頃の自分の勉強は 「資格試験対策」 が中心だった。 資格試験を集めて、知識で武装すれば「道は開ける」と信じていた。 一方で残念ながら、を開き、ノートに用語を書

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  • Googleの「データ持ち出し手続き」やってみたら想像以上にヤバかった - 俺の遺言を聴いてほしい

    2018年7月29日の日経新聞8面に「あらゆる情報、グーグルに」という記事が載っていた。 記者は普段からgmailを使い、グーグルドライブにローン書類を保存していた。 つまり、日常的にGoogleを利用していたわけだが、それらの情報を「持ち出し」してみたら、Googleのサーバに全て保存されていて驚いた、という話だ。 データをダウンロードする手順 記事を読んで面白そうだと思ったので、僕もGoogleのデータをダウンロードしてみることにした。 手順を残しておくので、もし興味がある人がいたらやってみてほしい。 (手順の説明はなんかしっくりこないので「ですます」調で) 「自分のデータをダウンロード」ページを開きます。 ダウンロードしたいサービスにチェックを入れておき、「次へ」をクリック。 次のページで「アーカイブ形式のカスタマイズ」と表示されますが、基はそのままでOKです。 「アーカイブ」とい

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  • 一人の人間のソーシャルメディアの言動の責任を会社に取らせようとする風潮への違和感 - 俺の遺言を聴いてほしい

    しばらくツイッターを見ていない間にまた田端信太郎さんが炎上していた。 田端さんが炎上するのはいつものことなのでそれほど気にはならないが、軽くタイムラインを追ってみると、 どうやら「高度プロフェッショナル制度」について炎上しているらしい。 「高度プロフェッショナル制度」とは何か? 巷では「残業代ゼロ法案」とも「脱時間給制度」と呼ばれ、 年収1,075万円以上の労働者を労基法による規制の対象から外す制度らしい。 厚生労働省の定義で見てみよう。 官僚は難解な文章を書くことにかけては比類なきプロフェッショナルなので、読んでも何が言いたいのか全くわからない。 なので、ポイントだけ箇条書きする。 時間ではなく、成果で評価されたい労働者のニーズに応えるための制度 時間外・休日・深夜の割増賃金の支払い義務の適用を除外する 労働基準法第14条を参考にして、年収1,075万円以上の労働者への適用を検討する つ

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  • インターネットの「無敵の人」から身を守る方法 - 俺の遺言を聴いてほしい

    Hagex-day.infoの管理人、Hagexさんこと岡顕一郎さんが背中を刃物で刺され亡くなった。 Hagexさんははてなブログ愛好者の間ではとても有名な方で、「ネットウォッチャー」として名を馳せていた。 ネットウォッチャーとは、ネットで起こる炎上事件や、俗にいう「香ばしい事件」を追い続け、面白おかしく記事にする人々のことだ。 ちなみに山一郎さんも昔は「ヲチャー」と呼ばれていた。 Hagexさんはプロブロガーやサロンビジネスを展開するインフルエンサーを普段から手厳しくディスっており、人から恨みを買っていないといえば嘘になるだろう。 しかし、今回の事件を起こしたのはHagexさんが日々ディスっていたインフルエンサーではない。 むしろ、ほとんどのインフルエンサーは哀悼の意を表している。 普段散々Hagexさんにディスられた人たちでさえ、哀しまずにいられないほど衝撃的な事件だったのだ。 事

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  • 最高に書きやすいボールペンは「サラサ」と「ジェットストリーム」どちらなのか使い比べてみた - 俺の遺言を聴いてほしい

    最高のボールペンはジェットストリームだと思ってきた。 ジェットストリーム以上のボールペンは存在しないと、10年間、かたくなに信じてきた。 紙の上を滑るように走り、僕の筆記のストレスを最小にしてくれたジェットストリーム。 資格試験の勉強したときも、社会人になってを読んでいたときも、いつも僕の傍らにはジェットストリームがいた。 これからもずっと一緒にいると思ってた。 しかし、である。 ある日、ツイッターのカリスマ的人物が サラサ を推奨していたのだ。 我輩おすすめのボールペンはこれだ。サラサクリップの0.4mm。 0.3でもなく、0.5でもない。0.4mmだぞ。そして水性じゃなくてゲルインク。至高。 もちろん好みはあるから、0.7とか『太かと』が好きなら全然そっちで良い。0.3でも0.5でも当人の好みなら無論、問題なし。 そこまで言うのであれば、試さねばなるまい。 というわけで、サラサ買って

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  • 謙虚・尊敬・信頼の「HRTの原則」|Googleに学ぶ良いチームの作り方 - 俺の遺言を聴いてほしい

    「Team Geek Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか」というを読みました。 このはマネジメントを成功させるためのではなく、素晴らしいチームを作るための心構えを説くです。 世の中の多くの人は 「一人の天才が世界を変えた」 というような神話を好みます。 僕自身もそういうストーリーに憧れます。 とはいえ、大きな仕事を成し遂げるのは個人ではなく、チームである場合がほとんどです。 スーパースターはたしかに素晴らしい。 でも、それ以上に、偉大なチームを作るほうが素晴らしいのです。 Team Geekの著者は「孤高のプログラミング職人はいない」と強調します。 プログラミングに限らず、たった一人で何か大きな仕事を成し遂げる人は稀でしょう。 孤高の職人がいたとしても、一人で超人的な偉業を達成できるわけではありません。 「世界を変えるような功績は、インスピレーションの閃きとチーム

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  • 「久しぶり。元気にしてる?」の既読スルー率は異常。 - 俺の遺言を聴いてほしい

    正直に告白すると、 「久しぶり!元気にしてる?」 なんてLINEを送るとき、男としては別に元気にしてるかどうかなんて全然気にしてなくて、 「ワンチャンいけないかなぁ」 と願っているというのが音なんだけど、このLINEの返信率がすこぶる悪いのである。 我々が脳内で描く理想の展開としては、 「久しぶり!元気にしてる?」 「久しぶり!元気だよ!XXくんは?」 「おー元気!最近どしてるの?」 「仕事ばっかりだよぉ」 「じゃあ久しぶりに飲みに行こうか」 なんてトントン拍子に話が進んで金曜日に渋谷で飲んで優勝、みたいな妄想するんだけど、いかんせん現実は厳しい。 「久しぶり!元気にしてる?」 (既読無視) とか、 「久しぶり!元気にしてる?」 「うん」 「ご飯行かない?」 (既読無視) みたいに終わるパターンがほとんどで、何か見えない力によって返信を妨害されているとしか思えない有様である。 俺が10代

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  • 情熱大陸の落合陽一さんの紹介がめちゃくちゃ面白かったので、思ったことをまとめてみた。 - 俺の遺言を聴いてほしい

    2017年11月19日の情熱大陸放送以降、 「カレーをストローでう男」 としてネットでイジられる天才科学者・落合陽一。 彼のすごさはカレーをストローでうことだけにとどまらない。 (画像は全てTVerより https://tver.jp/episode/36839909) 東京大学学際情報学府初の飛び級修了者となり、最先端の研究者に送られるWorld Technology Awardを受賞した。 青色発光ダイオードでノーベル賞を受賞した中村修二氏に次ぐ、日人二人目の受賞だそうだ。 色々すごすぎて何がすごいんだか常人にはよくわからない というのが彼の真のすごさなのだろう。 「音が目に見える」 「プラズマ光に触れられる」 「網膜に映像を直接映す」 という一見すると突拍子もないアイデアのように見えるが、落合陽一氏の発明は全て、デジタルとリアルをつなげる方向に向かっている。 カレーをストローで

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  • 10000時間の法則の誤解と嘘。ただ続けるだけでは意味がないということ - 俺の遺言を聴いてほしい

    「継続は力なり」ということわざがある。 何事も上達するには継続することが大切であり、継続なくして優れた技能を身に付けることはできない、という意味だ。 僕はこのことわざが大好きで、コツコツと続けることこそが上達の道だと信じている。 一方で、上達するにはただ時間を重ねるだけでは意味がないこともわかっている。 毎日料理を作ってきたおばあちゃんが皆、料理の達人になっているわけではないし、毎日車を運転していたお父さんがF1ドライバーになれるわけでもない。 会社でも同じだろう。 一日10時間。 10年以上働いてきた会社のおっちゃんで、「一流」と呼べる人はどれくらいいるだろうか? 常識的にもわかるように、ただ10000時間過ごすだけでは全く意味がない。 上達するためには「継続」に加えて「上達する意志」を持つことが重要なのだ。 健全な自己否定を繰り返し、 「もっと良くするためにはどうすればいいか」 を問い

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  • ツイッターでフォロワーを増やす9つの方法 - 俺の遺言を聴いてほしい

    フォロワーを増やす方法はシンプルです。 面白いツイートをする 役に立つツイートをする 人の心を刺激するツイートをする(性、金、自己啓発、ヘイト等) という3つのうち、どれかに当てはまるツイートを続けていれば、フォロワーは少しずつ増えていきます。 指標となるのはファボの数で、 男ツイッタラーであればフォロワー数の5% 女ツイッタラーであればフォロワー数の10% くらいのファボがつくツイートを続けていけば、フォロワー数は増加していきます。 女性アカウントの方がハードルが高いのは、女子垢にはおっさんブーストがかかるからです。 「可愛いイメージがある女子アカウント」にはおっさんからめっちゃファボがつく。 これらの原則にそったツイートを続けてフォロワーを増やすのがいわゆる正統派ルートです。 具体例を見てみましょう。 一昔前に「蹴られたい背中」というテキストブログを書いて一時代を築いたsenakick

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  • 孫正義の大学時代がチートすぎる件 - 俺の遺言を聴いてほしい

    1975年9月。 孫正義はアメリカの高校生活を3週間で終えて、ホーリー・ネームズ・カレッジに入学した。 「ほんとうに勉強をせんといかん」 そう決意した直後、孫はドアを買いにいった。 取っ手のついていない大きなドアを特大の机にした。 その上に教科書、辞書、参考書など何から何まで置いた。 ライトは3ヶ所から照らした。 「グワーッ」という唸り声と共に勉強を始めた。 事をするときも風呂に入るときも勉強した。 湯船につかっていても教科書からは目を離さない。 車を運転するときは講義を録音したテープをヘッドホンで聞いた。 信号待ちのときは「時間がもったいない」と教科書を開く。 背中に黄色いリュックサックを背負い、教科書一式を入れた。 コットンのズボンを改良し、大きなポケットをズボンに縫い付け、そこにペンから定規から電卓まで全てを入れて歩いた。 授業では一番前の席を陣取り、教授に質問しまくった。 特にビ

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  • ナタリーの「新しい文章力の教室」を読んで、自分の文章の未熟さを反省した。 - 俺の遺言を聴いてほしい

    少し前にネットで話題になった「新しい文章力の教室」というを読んで、僕は自分の文章力の未熟さを恥じた。 「新しい文章力の教室」は、ニュースサイト「コミックナタリー」の新入社員向けのトレーニング向けプログラムを書籍化したもので、の中には文章のアンチパターンが散りばめられている。 人に伝わり、最後まで読んでもらえる文章を書くにはどうしたらいいか? このには、正しくわかりやすい文章を書くためのエッセンスが詰まっている。 冒頭でしれっと書いた「アンチパターンが散りばめられている」という文章に問題があることに気付いた人はいるだろうか? 「アンチパターン」というのは、ソフトウェア開発などで「やってはいけないこと」という意味で使われる。 このような「一般性のない言葉」を説明抜きに使ってはいけない。 たとえば、僕が愛読する恋愛ブログでは以下のような表現が使われている。 渋谷で声かけしたスト値6の女を連

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  • どん底から人生の逆転をかけてGoogleインターンに挑戦する映画「インターンシップ」がめちゃくちゃ面白かった。 - 俺の遺言を聴いてほしい

    正直言うと、Google社員が羨ましい。 大学みたいに広々としたオフィス。 遊び心に溢れた仕掛け。 無料で使えるカフェと堂、昼寝スペース。 会社員でありながら、彼らはなんて自由そうなんだろう。 Googleはインターネット時代に無くてはならない「検索サービス」を独占的に提供することで莫大な広告収入を稼ぎ、その潤沢なキャッシュを未来の投資に向けている。 外から見るGoogleは理想の企業だ。 隣の芝は青いと言うが、青い芝どころではなく理想郷のようである。 人生の逆転を賭けてGoogleのインターンに挑戦する中年営業マンの映画観てるんだけど、Google社のオフィスがイケメンすぎて鼻血出たw pic.twitter.com/mjk37W1Lv0— ヒデヨシ (@cook_hideyoshi) 2017年4月11日 さて、今日紹介する映画の舞台はそんなGoogleの入社をかけてインターンに挑

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  • 藤沢数希さんの「損する結婚 儲かる離婚」は「離婚の教科書」として読むと、とても有用な情報が散りばめられてる。 - 俺の遺言を聴いてほしい

    名著の条件が人の感情を揺さぶることならば、このは間違いなく名著だろう。 愛する彼女がいて、日々彼女の愛に感謝して生きている男の人がこのを読めば、藤沢さんの主張はとても受け入れがたく、腹立たしく感じるものに違いない。 一方で、愛など既に冷めきって、離婚したくて仕方がない憎らしいを持つ男がこのを読めば、 「藤沢さん!よく言ってくれた!」 と立ち上がり拍手を送ることだろう。 このでは、愛とか思いやりとか感謝とか、長年一緒にいたへの情などの記述は一切ない。 感情を排除して 「その結婚は、金銭的に損するか、得するか」 についてのみフォーカスをあて、結婚の不都合な真実について、多数の事例を挙げて説明している。 このように情を取り除き、物事を損得で説明しようとする姿勢は恋愛工学のアプローチに似ている。 恋愛工学にとっては、女は「できるかできないか」が全てであり、根底にあるのはとにかく自分が得

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  • 僕は源泉徴収票の意味もわからず、自分がいくら税金を払っているのかも知らなかった。 - 俺の遺言を聴いてほしい

    僕たちは知らないうちに、命を奪われている。 毎朝眠い目をこすりながら7時に起きて、満員電車に揺られながら会社に通い、夜遅くまで働き、家に着くのは22時。 夜ご飯をべ、風呂に入り、歯を磨くと自分の時間はほとんど残らない。 あっという間に一日が終わり、寝て、また出勤だ。 人生とは、時間のつながりだ。 そして僕たちは、限られた人生の時間を労働力として投入し、お金に変えて生きている。 利根川が言うように「金が命より重い」かどうかはわからないが、僕達が命の一部を金に変えて生きているのは紛れもない事実だ。 その考え方は貧しいかもしれないけれど。 そして、そんな命とも言える金を、誰にも疑問も抱かれずに、意識すらされぬまま、合法的に奪っている存在がある。 国家である。 会社で働くと、年末に「源泉徴収票」を受け取るはずだ。 僕は今まで、この源泉徴収票を見ても 「おー年収はこんくらいか。同世代の平均より圧倒

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  • テンガのエナジードリンク「メンズチャージ」を飲んでみたのでムスコから感想を一言。 - 俺の遺言を聴いてほしい

    あのテンガがついにエナジードリンクを出した。 その名も「メンズチャージ」である。 チャージというと、ウィダーインゼリーのようにエネルギーをチャージするように見えるかもしれないが、テンガがチャージするエネルギーはカロリーではない。 チンコパワーである。 裏面に書いてある成分を見てほしい。 ガラナ、亜鉛、マカ、マムシ... 精力がつきそうなものが全て揃っている。 僕はチンコを奮い立たせるために、これまで様々な努力をしてきた。 これは部屋にあるチンコ系サプリだ。 これだけのサプリを常用し、いざ迫りくる"番"に備えた。 人生で大切なのは、準備である。 完璧に準備をして、ありとあらゆるリスクに備えるのがプロの仕事だ。 ここ数ヶ月、全くもって夜の舞台に立てていないが、準備は常に完璧にしておくものなのだ。 ところで君たちは、チンコが立たない人間がいざ番を迎えるとき、どんな気持ちになるかおわかりだろう

    テンガのエナジードリンク「メンズチャージ」を飲んでみたのでムスコから感想を一言。 - 俺の遺言を聴いてほしい
  • ストナンをすると謙虚になれる - 俺の遺言を聴いてほしい

    自分がモテると思い始めたら、ストリートナンパをしてみるのがいい。 謙虚な気持ちになれる。 私は勘違いしていた。 もしかしたら自分がモテるんじゃないかと。 クラブやナンパ活動をやめた後、友達のつながりで出会う女の子は、皆優しかった。 そして、優しさに優しさで返していれば、自然といい関係になれた。 それは単に、私が年を取って、周りが年上扱いしてくれていただけだったんだけど、どういうわけか、自分がモテるんじゃないかと勘違いしてしまったわけだ。 先週、忘年会の帰りに酔っ払って気持ちが強くなってしまい、帰り道に一人でストリートナンパをしてみた。 血沸き肉踊るこの感覚は久しぶりだった。 遠い日を思い出し、かつて貪るように読んだ、日で最も有名なナンパブログのお決まりのセリフをつぶやく。 「さぁ、ゲームの始まりだ」 銀座の街で「こんばんは」と声を掛け、「一杯どうですか」と誘ってみる。 恐ろしくつまらない

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