先住民との集いに出席するフランシスコ・ローマ教皇(左)=カナダ西部アルバータ州マスクワシスで2022年7月25日、ロイター カナダを訪問中のフランシスコ・ローマ教皇(85)は25日、西部アルバータ州マスクワシスで開かれた先住民との集いで、過去に寄宿学校で行われた聖職者による先住民への虐待について「悲惨な誤りだった。価値観、言語、文化といった民族の強固な土壌を損なった」と謝罪した。先住民は拍手で応え、伝統の羽根の頭飾りを教皇に贈った。 寄宿学校の跡地で行われた式典に、先住民約2000人が集まった。教皇はカナダ政府による同化政策について、「先住民を抑圧する列強の植民地化の考えを教会が支持した」と認めて許しを請うた。
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