ブックマーク / www.centeroftheearth.org (294)

  • 新しいタイプの球形入浴剤がもたらす新・心理的な効果 - 地底たる謎の研究室

    題名:新しいタイプの球形入浴剤がもたらす新・心理的な効果 報告者:トシ 浴槽にたっぷりのお湯をためて入浴することは、一日の疲れをいやす。それと同時に、心理的にも効果が高い。株式会社バスクリン(以前の津村順天堂)によれば、入浴によって、次の3つの効果がある1)。 ①あたたまって疲れが取れる効果:温熱作用による ②全身の血行が良くなる:水圧作用による ③気分がリラックスする:浮力作用による である。そのいずれの効果ともに、心身ともによい影響を与えていることが分かる。さらに、そこに、バスクリンなどの入浴剤を入れることは、それらを促進する効果も生じさせる。株式会社バスクリン広報で、お風呂博士でもある石川泰弘博士2)によれば、炭酸ガス系の入浴剤で強いものは、ぬるま湯でもじんわりとカラダの芯から暖め、CO2の濃度によって血流がよくなることを述べている。さらに、入浴剤には香りもあり、「バスクリン ゆずの

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  • 内臓逆位のDNA解明 -サウザー遺伝子を巡って- - 地底たる謎の研究室

    題名:内臓逆位のDNA解明 -サウザー遺伝子を巡って- 報告者:ムトウ とあるヒトがまっすぐ立っていたとして、それを前から眺めるとしよう。すると、ヒトの体のある規則に気がつく。真ん中を中心にヒトを折りたたむことが出来たとすると、その折りたたみは右と左で同じように重なる。多少のズレはあるも、一般的にはヒトの体は左右対称となっている。ここで言うまでもないが、このようにしてヒトの外部は左右対称である。そのため、腕が左右で二、足も左右で二、目も左右で二個ある。折りたたみの真ん中部分を通っているのは、体の部位でいえば、鼻、口、臍、そして、性器となる。 体の外部ではこのようにして左右対称であるヒトであるが、内部ではどうであろうか。内部の神経のみを調べると、外部と同じように、ほぼ左右対称的である(図)。脊髄は中心に通るも、脳も左右対称、神経の枝も左右対称である。このことから、全て左右対称であるように

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  • 火星タコの養殖の研究 - 地底たる謎の研究室

    題名:火星タコの養殖の研究 報告者:トシ 記事は、この記事の続きです。 先の記事にて世界の文化の様相を巡るとともに、火星における洋の第一号となる火星タコの養殖についても触れられていた。そこで、ここでは、火星タコなるものが火星にて養殖が可能となるかについて、独自に研究したい。 なぜ火星でタコであるのかと言えば、それは藤子・F・不二雄博士(実際のところ、藤子・F・不二雄氏はPh.Dではないが、ここでは博士と称したい。なぜなら、筆者にとって藤子・F・不二雄氏は、博士以上の存在感だからである)による。博士が考案した火星タコの初出稿は、博士の漫画「21エモン」である(たぶん)。「21エモン」では”火星への遠足”の話で火星人が登場するが(図)、この火星人は、地球のタコを火星に合わせて繁殖させたタコで、火星の観光用に、と開発された。すなわち、地球産の火星育ちのタコであり、いわば、火星でのタコの養殖

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  • 世界から宇宙の食文化を読む(食べる) - 地底たる謎の研究室

    題名:世界から宇宙の文化を読む(べる) 報告者:ナンカイン 国立民族博物館の池谷和信博士によれば、人類の文化の中で最も基的な要素はであるという1)。その通りで、人類がこれほどまでに繁栄したのは、のあり方に知恵を凝らしたからであり、そのために頭をふりしぼり、あらゆるを求めてきた。このあくなき探究心が人文化の根底にあることは、疑いようがない。 人類はいまや地球上のあらゆる場所に移動した。その人類が、かつて、その移動したであろう先には、となる動物などがいた。すなわち、人類が先に移動したのではなく、となる動物が先に移動していたことが予想される。これを裏付けるように、池谷博士は仮説として図を提示している。博士によれば、世界の文化の様相から、人類の文化には4つの段階があるという。①の開始(数万年前)、②新しいの発明(約1万年前)、③各地域の「文化文明」の発達(約500~2

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  • サルデーニャ島の考古遺跡ヌラーゲ、スー・ヌラージ・ディ・バルーミニの構造と目的 - 地底たる謎の研究室

    題名:サルデーニャ島の考古遺跡ヌラーゲ、スー・ヌラージ・ディ・バルーミニの構造と目的 報告者:トシ イタリア半島の西方で、南地中海に位置するイタリア領の島に、サルデーニャ島がある1)。図1にサルデーニャ島を示す。図1の赤い部分がサルデーニャ島になる。図1を見て予想がつくように、その島はイタリア半島との位置関係と形状から、古代ギリシャ人によってサンダリオン(Sandalyon)と呼ばれていた1)。Sandalyonとは、足に履くあのサンダルの語源でもあり2)、イタリア半島を足とすると、その島は足跡に相当するとして、このように呼ばれていた1)。 そのサルデーニャ島であるが、この島には先史時代から巨石で作られた建造物が多くある。その名をヌラーゲ(Nuraghi)という。作られた年代は、紀元前2000年より前から、紀元前550年頃までとされる3)。その中でも、表題で示したスー・ヌラージ・ディ・バル

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  • 神様からご先祖様への逆系譜 - 地底たる謎の研究室

    題名:神様からご先祖様への逆系譜 報告者:ナンカイン 神様といえば、信仰の対象であり、それを簡単に分類すると唯一神(一神教)と多数神(多神教)となる。世界各国には様々な神が存在するが1)、例えば、一神教の代表ではユダヤ教、キリスト教、イスラム教があり、その神は、ヤハウェやイエス・キリストなどとして存在する。正確には神ではないかもしれないが、仏教には仏陀などが存在する。日には、古くからの神話として八百万の神が存在し、自然のもの全てには神が宿っているとする多神教でもある。 今の世の中は発展的な科学技術が台頭した。しかしながら、それでもなお神の存在は、いっこうに輝きが失われない。それは、その存在自体が人の心の質でもあり、原始的な人類からの心の内部に表現された知性として芽生えた系譜でもあるからであろう。 人類が人として歩み始めた頃、人は神や霊を通して、その神の構造を表現してきた。この思考につい

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  • 絵画におけるロマンティックな情景 -画家Ron Hicksの作例から- - 地底たる謎の研究室

    題名:絵画におけるロマンティックな情景 -画家Ron Hicksの作例から- 報告者:アダム&ナッシュ 絵画の移り変わりは、歴史的な背景や絵画技法、絵の具、写真などの技術的な発展と関係が深い。ルネサンス以前では宗教的神話をもとに創造に基づく内容が多く、壁や板に書かれた作品が多かったのに対して、ルネサンス以降ではキャンパスや油絵の具の発展、さらに、遠近法などの絵画技法の発展により写実的に描かれるようになった。17世紀ごろには、宗教的な場面だけでなく、庶民の通俗的な生活場面も多く描かれるようになった。その後に、写真の技術が発達すると、写実的には写真が使われるようになり、その代わりに絵画らしいマチエールに飛んだ技法のひとつでもある印象派などが台頭し、絵画への見方が変わるとともに、今ではより思考の質に迫るべく、抽象的な画法も多くなった。 画家や美術評論家は「眼で描く」ことと「脳で描く」ことを区別

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  • マスカレードな夜 - 地底たる謎の研究室

    題名:マスカレードな夜 報告者:ダレナン ヨーロッパのとある国の王様であるシャトンジーネ公爵は、執事のヒーロンボに対してこう言った。 「わしはあまり男前でない。いつも舞踏会では、 (王様、今日も素敵ですね。) と表向きには言ってくれるが、陰ではわしの顔を見てクスクスと笑っていることを知っておる。そこでじゃ。今夜の舞踏会では、このわしを男前に見せる何かいい方法がないかと思案しておるのじゃが、ヒーロンボ殿。そなたに何かいい案があるか教えてくれぬか。」 ヒーロンボは考えた。そして一つの案を王様に提示した。 「煌びやかで、美しいお洋服などをお召しになってはいかがでしょうか?」 「ふーむ。それは以前やったような。その時、顔との不一致から、いつも以上に笑われていたような…。」 「なるほど…。そうでしたか…。では、舞踏会に参加する皆が、目隠しをしてはいかがでしょうか。そうすれば、顔も服も関係ありませんが

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  • 世界最古のワインの製造方法 - 地底たる謎の研究室

    題名: 報告者:トンカツる 記事は、アルコールに関する話題を含むため、20歳以上に限定することをお断りさせていただきたい。 ワインと言えば真っ先に思い浮かぶ国が、フランスか、イタリアになるであろう。その他、同じ欧州としてスペインやポルトガル、あるいは、南米のアルゼンチンやチリも、ワインの生産量が多い国となるが、それ以外では生産量も少なくなり、あまり耳にすることはない。2010年のデータによれば、一位はフランス、二位はイタリア、三位がスペインとなり、四位に以外とアメリカ合衆国が位置づけるも、あとの国も何となく予想がつくデータではある(図1)。そのため、世界最古のワインはたぶんにフランスか、イタリアで製造されたのであろうと思ったとしてもおかしくはない。しかしながら、世界最古のワインの製造は、この図の”他”にあたる地域で製造され、その国名はグルジアであった(正式な発音ではジョージアとなるが(こ

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  • 人工知能ロボットEVEの繁殖 - 地底たる謎の研究室

    題名:人工知能ロボットEVEの繁殖 報告者:ゴンベ 昨今の人工知能の進化には目を見張るものがあるが、その人工知能技術はやがてヒト型ロボットにも十分に応用され、ヒトの生活に密着したロボット以上の存在が現れるであろうことは今もって容易に予想される。そのロボットに関して、ある程度までは親和感が沸くが、それを越えてあまりにも人に類似度が増すと、一旦そのロボットを不気味と感じる考え方があり、それを「不気味の谷」と呼んでいる(この記事を参照)。確かに、あまりにもリアルなロボットはやはり不気味に感じることもあり、図の人がロボットであるとしたら、やはり人すぎるため、そのように感じることもあるかもしれない。 実際、このロボットの名前もあり、EVEと呼ばれる。 ただし、設定での話である。当はロボットではなく、もちろん人である。アメリカの女優さんで、Trieste Kelly Dunnさんが図の人になる。こ

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  • アインシュテルツェンデ・ノイバウテンの音楽性を問う - 地底たる謎の研究室

    題名:アインシュテルツェンデ・ノイバウテンの音楽性を問う 報告者:ゴンベ アインシュテルツェンデ・ノイバウテンというと何やらすごい名前であるが、表題にもあるようにその音楽性を問うことから、音楽アーチストの名前であることは、うすうす理解できるかもしれない。さらに、ツェンデ、バウテンという語の響きから、もしかしてドイツ語では、と思われた方もいるかもしれない。カタカナではなく、正式にアインシュテルツェンデ・ノイバウテンを表記すると、Einstürzende Neubautenとなり、その訳は「崩壊する新建築」となる。まさに、ドイツ語らしい響きをもつドイツ語である。さらに、新建築なのに、崩壊するとの相反する意味合いもあるように、音楽性は複雑であり、インダストリアル・ノイズ・ミュージックといわれるジャンルに属する。実態は、ドイツベルリン出身のブリクサ・バーゲルト(Blixa Bargeld)氏をリー

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  • 死から生への逆再生 -映像のゾンビ化を考える- - 地底たる謎の研究室

    題名:死から生への逆再生 -映像のゾンビ化を考える- 報告者:ナンカイン 通例であれば、今現在は死は尊ぶものであり、そこに映像はあまり関与しない。例えば、ある葬儀において、その故人に対してバシバシと写真撮影をしている、あるいは、その葬儀の模様を一部始終に渡って撮影しているような状況があったならば、その撮影者は間違いなく非難される。その故人が芸能人であれば、報道という安易な目的のもと、それも許されるかもしれない。しかしながら、一個人の故人を偲ぶという状況下では、故人、あるいは、親族への配慮が欠けていると、その行為に対して間違いなく非難される。 そのような故人に対する想いは、今に始まったことではない。起源を辿れば、5万年以上も前に遡ることが出来る。我々、ホモ・サピエンスの親類ともいえるホモ・ネアンデルターレンシス、所謂ネアンデルタール人は、少なくとも5万年前には入念な埋葬の習慣が存在したことが

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  • チョコレートミルクの魔力への翻弄 - 地底たる謎の研究室

    題名:チョコレートミルクの魔力への翻弄 報告者:ちょろりん チョコレートは体によいことが近年報じられているが(この記事)、その甘い誘惑にいつしか恋してしまうのも、甘党ゆえの宿命でもある。日の政党には甘党たる政党はないものの、毎日一票を投じてしまうのは、保守系であれ、革新系であれ、甘党の魅力、いや、魔力に翻弄されているからに他ならない。今日の一票は、チョコレートミルクである。甘党のボスであるインドのお菓子クラブジャムではなく(この記事も参照)、チョコレートミルクさまである。まさに、図1のようにアイ・ライク・チョコレートミルクである。ドゥ・ユー・ライク・チョコレートミルク? いぇす。 ただし、である。実は店頭には意外とチョコレートミルクなるものが少ない。ココアと称するドリンクはあるが、チョコレートミルクという愛らしい名称のドリンクは、店頭ではあまり見かけない。そこで諸外国のチョコレートミルク

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  • 夢の境界 - 地底たる謎の研究室

    題名:夢の境界 報告者:ダレナン 記事は、この記事の続きです。 先の記事で死の境界について村上春樹氏の「ノルウェイの森」のセリフから考察し、宇宙的な観点との関連性について提唱した。ここでは、死と生を、夢と現実に置き換え、夢の境界を探りたい。 「ノルウェイの森」での有名な一文として、 「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している。」 を挙げたが、これを夢と現実に置き換えると、死は夢に、現実は生として、 「夢は現実の対極としてではなく、その一部として存在している。」 となる。ここで記憶もないような幼い頃を考えていただきたい。すると、どうであろうか、現実を知らない幼子が生きている世界は、夢の世界であり、もちろん言葉も知らなければ、文字も知らない。1歳までは少なくとも親をも認識できていないであろう。それが、3歳を超えたあたりから言葉の発達が著名となり、自己と他己との区別もできるように

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  • 死の境界 - 地底たる謎の研究室

    題名:死の境界 報告者:ダレナン 通常、あの世とこの世で区分されることから死の境界は存在する。しかしながら、そのを読んだ多くの人が印象に残っているであろう村上春樹氏の著「ノルウェイの森」では、死についてこのように表現されている。 「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している。」 ここで死をAとし、生をBと仮定すると、数学的には集合に帰結し、「2つの集合 A、Bについて、Aに属する元がすべてBにも属するとき、すなわち、x∈A⇒x∈Bがaの取り方に依らずに成り立つとき、「BはAを包含する」といい、A⊂BまたはA⊆BあるいはB⊃AまたはB⊇Aと記す」1)こととなる。これを図示すると、図のようになる。ただし、この集合では、AはBに含まれてはいるものの、図のように明確な境界が存在する。はたして、村上春樹氏は、「ノルウェイの森」にて死の境界を示したのであろうか。 「ノルウェイの森」の主人

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  • ラピスラズリの意味とアジュールな魅惑 - 地底たる謎の研究室

    題名:ラピスラズリの意味とアジュールな魅惑 報告者:アダム&ナッシュ 自然界が創りだす物は、人工では創ることができない天然の輝きがある。そこには地球の誕生、さらに意識を拡大すると、宇宙の誕生をも感じさせることがしばしばある。特に、天然石は、パワーストーンとも呼ばれ、古くから信仰の対象として、その不思議な輝きに人々は魅了されてきた。その天然石は誕生月とも関係が深く、1月であればガーネット(柘榴石)、2月であれば、アメシスト(紫水晶)、3月であればアクアマリン(藍玉)など、誕生月によって天然石が割り当てられているのは、多くの人が知るところである1)。その裏には、先のパワーストーンという言葉にもあるように、誕生月に相当する石を身につけることで、なんらかの加護(パワー)があるからである1)。しかしながら、そのパワーを与える現象は、今でも科学的には根拠がない。石によっては、石から固有の波動が出て、そ

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  • 画家スティーブ・ハンクスに学ぶ絵画描写の極意 - 地底たる謎の研究室

    題名:画家スティーブ・ハンクスに学ぶ絵画描写の極意 報告者:アダム&ナッシュ 世の中には多くの画家が存在するが、一般的に名前が知られるのは、ルネサンス時代のレオナルド・ダ・ビンチ以降に活躍した油彩画家か、クロード・モネ以降の印象派の画家が多いに違いない。やや近代の時代ならば、パブロ・ピカソのあたりになるであろうか。それ以外で、特に近年の画家は、SNS等で絵は見たことがあっても、その絵を描いた画家の存在は、絵を描く人以外はあまり知られていない。むろん歴史の重さから考えると、知られていないのは致し方ない事実ではある。表題の画家スティーブ・ハンクスもその一人であろう。 ふと、ある時に検索で引っかかる画像がある。そして、その画像を見た時に、なぜか印象に残り、その後にもう一度見たいと嘆願することもしばしばある。SNS等でシェアすれば、その情報は保存されるも、その偶然に魅せられた画像が絵画で、しかも、

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  • イタリアのチョコレート会社のカファレル社について - 地底たる謎の研究室

    題名:イタリアのチョコレート会社のカファレル社について 報告者:ちょろりん 世界中にはチョコレートを扱う会社は多くあるが、その会社が老舗となると、その存在はひときわ光を放つ。販売されているチョコレートも普通とは違うのでは、とも思えるのが、老舗の後光でもあろう。イタリアのカファレル社も、古くからある老舗のチョコレート会社の一つである。1826年にイタリア北部の町トリノで創業され、その歴史は現在2018年であることから1)、優に約200年近く歴史があることになる。日初の国産チョコレートは、風月堂総店の主、5代目大住喜右衛門によるものであり、1878年に両国若松風月堂で発売したものとされることから2)、それよりも50年も前に創業され、いかにカファレル社が老舗であるかが、よく理解できる。 カファレル社の創業者はPier Paul Caffarel氏であり、会社の名のカファレルは彼の名に基づく。

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  • 「愛」の透明さと不透明さ - 地底たる謎の研究室

    題名:「愛」の透明さと不透明さ 報告者:ナンカイン 記事は、この記事の続きです。 現代の、結末のない「愛」によるその色が、ますます透明さを増すとともに、「愛」の関連性がより不透明となる時代に突入し、一方で、それは「愛」の根を見直すきっかけともなり得る(この記事)。ここでは、この記事とこの記事のヒト性的二形との論争も交えつつ、「愛」の透明さと不透明さに迫りたい。 ヒトが進化の過程でこれほどまでに地球上に繁栄したのは、ひとえにヒトがもつある一つの側面に集約できようか。ヒトは、他の動物と違って、所謂個体としてのメスの発情期が喪失し(この記事も参照)、年中発情することができるようになった。そのため、季節や期間に縛られることなく、子孫を設けることが可能となった。現在は、逆に地球上の人口が増え過ぎたり、日のように労働人口の減少といったことも問題視されるも、ホモ・サピエンスという一つの種が地球の至

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  • コーヒーとチョコレートの類似点 - 地底たる謎の研究室

    題名:コーヒーとチョコレートの類似点 報告者:トシ よく似ているようで、あまり比較されないコーヒーとチョコレートであるが、コーヒーを飲みながらチョコレートをべる瞬間は、幸せの局地でもある。そこで、これらの組み合わせの類似点について探ってみたい。 まず真っ先に浮かぶ類似点が、色である。最終生産物としてのコーヒーとチョコレートは、どちらも茶色である。茶色のイメージ効果は、文献1)にも記載があるように、温暖色、重量色の効果を持っている。また、空間の中に馴染み目立たず調和し、常に身近にあり暮らしの中に溶け込んでいるので飽きることのない色でもある1)。コーヒーやチョコレートに落ち着きを感じるのは、やはり色の効果が大きいのかもしれない。 次に、最終生産物の前の形態を調べたい。コーヒーコーヒー豆、チョコレートはカカオ豆が原料であり、どちらも豆である。それに目を付け、科学する料理研究家で、「おもしろい

    コーヒーとチョコレートの類似点 - 地底たる謎の研究室