東武バス日光では,2017(平成29)年8月10日(木)から,旧東武日光軌道線の車両を模した特別仕様バスを導入すると発表した. 旧東武日光軌道線は,1908(明治41)年に日光電気軌道として設立後,1910(明治43)年から路面電車の営業を開始し,自動車交通量増加の影響から1968(昭和43)年に全線営業廃止となるまで,日光駅前から馬返までを結んでいた. 今回,東武鉄道鬼怒川線において,SL「大樹」が2017(平成29)年8月10日(木)から運転を開始することから,日光軌道線を模した特別仕様バスを導入し,鬼怒川温泉駅を起点に,東武日光駅経由で世界遺産の社寺(東照宮・大猷院・二荒山神社)を結ぶ新路線で運転することにより,日光・鬼怒川地区の利用客の回遊性向上を図る.また,鬼怒川温泉駅においてバスからSL「大樹」へ乗り継ぐ際に,C11が転車台で回転する様子が見られるように余裕をもった運転時刻を設