3年前、大津市で中学2年の男子生徒がいじめを苦に自殺した問題で、大津家庭裁判所は暴行などの疑いで書類が送られていた同級生3人のうち2人を保護観察処分、もう1人については処分しないことを決めました。 3年前、大津市で中学2年の男子生徒がいじめを苦に自殺した問題では、当時14歳と13歳の同級生合わせて3人が男子生徒が自殺したおよそ2週間前の体育大会で、はちまきで手足を縛ったり殴ったりしたとして、暴行などの疑いで家庭裁判所に書類を送られていました。 少年審判は去年12月から開かれ、少年3人の処分について検討が進められていましたが、大津家庭裁判所は同級生2人について、保護観察官などの指導を受けながら更生を図る保護観察処分にすることを決めました。 一方、もう1人の同級生についてはいじめには関わったものの年齢や家庭環境などを考慮して保護処分にはしないことを決めました。