タグ

ブックマーク / www.jamstec.go.jp (12)

  • 房総半島沖の水深6,000m付近の海底から大量のプラスチックごみを発見―行方不明プラスチックを探しに深海へ―<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC

    1. 発表のポイント ◆深海底に沈むプラスチックごみの実態はほとんど知られていない。 ◆房総半島から約500km沖、水深6,000m付近の海底をプラスチックごみの集積地と見込み調査した結果、ポリ袋や品包装等の使い捨てプラスチックが大量に見つかった。 房総半島沖の大深度の海底に広がるプラスチックごみの密度(平均4,561 個 km-2)は、過去に記録された大深度の海底におけるプラスチックごみと比べて2桁も高く、海溝や海底谷など、ごみなどが集まりやすいと考えられる窪地と比較しても高い値を示した。 2. 概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 松永 是、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門 海洋生物環境影響研究センター 海洋プラスチック動態研究グループの中嶋亮太副主任研究員らは、房総半島から約500km沖、水深6,000m付近の深海平原(※1)において、2019年9月に有人潜水

    terazzo
    terazzo 2021/04/05
  • 新種の巨大深海魚「ヨコヅナイワシ」を発見~駿河湾深部に潜むアクティブなトップ・プレデター~<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC

    1. 発表のポイント ◆セキトリイワシ科として最大種となる新種の発見 ◆非常に栄養段階が高く、駿河湾深部のトップ・プレデター ◆生態系への影響力があり、脆弱で環境変動の影響を受けやすいトップ・プレデターの深海域における多様性と役割の解明が急務 2. 概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 松永 是、以下「JAMSTEC」という。)地球環境部門 海洋生物環境影響研究センター 深海生物多様性研究グループの藤原義弘 上席研究員及び河戸勝 准研究副主任らは、神奈川県立海洋科学高等学校所属の実習船「湘南丸」を用いた深海調査を駿河湾で実施し(図1)、セキトリイワシ科の新種となるヨコヅナイワシNarcetes shonanmaruae(図2)を発見しました。 種はこれまでに報告されているセキトリイワシ科魚類の中で最大種であり、全長約140 cm、体重25 kgに達します。駿河湾の水深2,171

    terazzo
    terazzo 2021/01/26
  • 天体衝突イベント由来の新たなエジェクタ層を中新世の深海堆積物から発見―約1,160万年前の生物大量絶滅イベントの原因解明か―<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC

    2019年 11月 20日 2019年 12月 12日訂正 国立研究開発法人海洋研究開発機構 国立大学法人東京大学 国立大学法人神戸大学 学校法人千葉工業大学 国立大学法人九州大学 国立大学法人東京工業大学 学校法人早稲田大学 1. 発表のポイント ◆北西太平洋南鳥島沖の深海堆積物から、中新世天体衝突イベント由来のエジェクタ層(放出物質の堆積層)を発見した。エジェクタ層にはオスミウム同位体比の負異常、白金族元素の異常濃集、ニッケルに富むスピネルを多数含む球状粒子(スフェルール)の産出などの天体衝突イベント由来の証拠が確認された。 ◆エジェクタ層の堆積年代は約1,100万年前と推定され、陸上に大きなクレーターが存在しないことから、世界で2例目の海洋天体衝突イベントの発見である可能性が高い。 ◆エジェクタ層の堆積年代は、約1,160万年前(中新世)に起こった最も年代の新しい生物大量絶滅イベント

    terazzo
    terazzo 2019/11/20
  • 【コラム】南海トラフ巨大地震の前に内陸の地震活動は活発化するのか?<コラム<JAMSTECニュース<海洋研究開発機構

    2018年6月18日大阪府北部の高槻市直下でMJMA6.1(※1)の地震が発生し、5名の犠牲者(6月19日時点)を含む被害をもたらしました。心からご冥福をお祈り申し上げます。この地震の発生を受けて、政府の地震調査研究推進部地震調査委員会や関連する報道で、南海トラフの巨大地震(以下、南海トラフ地震)との関係が話題になっています。その中で、「南海トラフ地震の前後で内陸の地震が活発化する」という説が、その根拠やメカニズムの説明無しに取り上げられています。ここでは、この説について過去に発表された論文をもとに、内陸地震の活発化の根拠やそのメカニズムの仮説を紹介するとともに、今回の地震がそのメカニズムからどのような意味を持つと言えるかに触れたいと思います。 まず、南海トラフ地震前後における内陸地震の活発化の根拠となっているのは、過去約千年間に歴史記録から読み取られた被害地震(近代以降についてはM6.

  • 動くプレートと、失われた7つ目の大陸「ジーランディア」 | JAMSTEC×Splatoon 2『Jamsteeec(ジャムステ〜ック)』

    動くプレートと、 失われた7つ目の大陸「ジーランディア」 スプラトゥーン2は1万2000年後の世界だっていうけれど、現在とずいぶんようすが違っているな。一方で、長い地球の歴史をさかのぼってみると、世界地図すら違っていたんだって。今回は、地球内部の活動と大陸移動を学んじゃおう!(スプラトゥーン2の世界の世界地図、見てみたいな…) 今回は、地球の表面に目を向けてみましょう。仮に、地球の表面から海水をすべて取り去ってしまったとしましょう。すると、海底のでこぼこが見えてきます。海底地形です。よく見てみると、広い海底の中央部に山脈やしわのような線があったり、陸地の近くの海底に谷があったりすることに気づくでしょう。 海底地形。海底の、東西方向に伸びる線はプレートが横ずれをしている境界。南北方向に伸びる山脈は、プレートが作り出されている場所。日列島の東側に見える深い谷は、プレートが沈み込んでいる場所。

    terazzo
    terazzo 2018/05/17
  • 熱いアセノスフェアの流入が沈み込むプレートに高温をもたらす ―日本海の成因解明につながる、マグマからの証拠を発見―<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC

    2018年 2月 26日 国立研究開発法人海洋研究開発機構 国立大学法人北海道教育大学 国立大学法人琉球大学 国立大学法人金沢大学 1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)海洋掘削科学研究開発センターの平井康裕研究生(金沢大学大学院博士後期課程)、田村芳彦上席研究員は、北海道教育大学の岡村聡教授、琉球大学の新城竜一教授らと共同で、伊豆-小笠原諸島西部の海底に広がる現在活動中の背弧海盆に噴出した溶岩の採取・分析を行い、流入してきた熱いアセノスフェア(※1)の異常な高温によって、沈み込んだプレートが溶けていることを明らかにしました。 背弧海盆は、プレートが沈み込んでいる地域において、火山フロント(※2)よりも海溝から離れた位置に形成される海洋底であり、例えば、日海は約2000万年前に拡大した典型的な背弧海盆です。また、ジーランディアと呼ばれる水没大陸がオーストラリア大陸

    terazzo
    terazzo 2018/02/28
  • 深海底の掘削が生み出した熱水噴出孔生物群集 ―深海熱水生態系が形成される初期過程を世界で初めて評価―<プレスリリース<海洋研究開発機構 | JAMSTEC

    1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)海洋生物多様性研究分野の中嶋亮太ポストドクトラル研究員らは、2010年9月にJAMSTECの地球深部探査船「ちきゅう」で科学掘削した沖縄トラフの水深1,060mの熱水活動域において、掘削前から掘削40ヶ月後にかけて深海底の生態系モニタリングを実施し、熱水活動に依存する生物群集(熱水噴出孔生物群集)が生息域の変動によって受ける影響および深海熱水生態系が形成される変遷過程の初期段階を世界で初めて明らかにしました。 熱水噴出孔生物群集の盛衰は熱水噴出域の変動により決まりますが、その過程を記録した事例は、これまで海底火山の変動に伴う群集回復の観察結果だけに限られていました。今回の調査研究は、掘削により新たに形成された人工熱水噴出孔の周辺域において、熱水が湧出するにつれて海底環境が変化し、その後に移入してき

    terazzo
    terazzo 2015/04/24
  • 外洋の深海底堆積物に酸素に満ちた超低栄養生命圏を発見 ~地球内部の生命圏と元素循環に新しいパラダイム~ プレスリリース<海洋研究開発機構

    2015年 3月 17日 独立行政法人海洋研究開発機構 国立大学法人東京大学 国立大学法人広島大学 静岡県公立大学法人静岡県立大学 国立大学法人筑波大学 1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」)高知コア研究所地球深部生命研究グループの稲垣史生上席研究員、諸野祐樹主任研究員らは、米国ロードアイランド大学・東京大学・広島大学・静岡県立大学・筑波大学などと共同で、統合国際深海掘削計画(IODP、※1)第329次研究航海「南太平洋環流域生命探査」を実施し、地球上で最も海水の透明度が高いこと(=海水中の有機物が最も少ない)で知られる南太平洋環流域の海底を米科学掘削船「ジョイデス・レゾリューション号」(※2)で掘削しました。同航海により採取されたコア試料(※3)を分析し、世界各地の海洋堆積物の堆積速度や酸素濃度等に関するデータと比較・統合した結果、全海洋の最大

    terazzo
    terazzo 2015/03/18
  • プレスリリース<海洋研究開発機構

    2013年 12月 6日 独立行政法人海洋研究開発機構 国立大学法人京都大学 国立大学法人筑波大学 国立大学法人東北大学 国立大学法人山形大学 1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦)は、東北地方太平洋沖地震発生後、IODP(統合国際深海掘削計画、年10月1日より新たなフェーズである「国際深海科学掘削計画」に移行)の一環として、地球深部探査船「ちきゅう」を用いて震源域調査研究航海(東北地方太平洋沖地震調査掘削;2012年4月1日~5月24日、7月5日~19日)を実施し、震源海域のプレート境界断層浅部から地質試料を採取するとともに、断層運動で生じた残留摩擦熱の直接計測に成功しました。 今般、得られた地質試料、孔内計測データ、長期孔内温度観測などのデータから、東北地方太平洋沖地震の際に日海溝軸付近の浅部プレート境界断層が地震性滑りを起こしていたことを科学的に実証し、これま

  • プレスリリース ウナギの幼生の食性を解明 独立行政法人海洋研究開発機構

    1.概要 独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という。)の海洋・極限環境生物圏領域大河内直彦プログラムディレクターと、東京大学大気海洋研究所の塚勝巳教授、マイク・ミラー研究員は共同で、これまで知られていなかった天然環境中におけるウナギの幼生「レプトセファルス」(※1 以下、「ウナギレプトセファルス」という。)の性について、JAMSTECが2009年に開発したアミノ酸の窒素同位体比を用いた手法(※2)を応用し、正確な栄養段階(※3)を推定しました。 長い間謎であったウナギレプトセファルスの性については、これまで体表栄養吸収説、マリンスノー説、オタマボヤのハウス説、ゼラチン質動物プランクトン説という4つの学説(※4)に分かれていましたが、研究の結果は、ウナギレプトセファルスの栄養段階はかなり低いことを明確に示し(平均2.4)、マリンスノー説を支持しまし

    terazzo
    terazzo 2012/11/07
  • 地球温暖化を過不足なく理解する

    Research Institute for Value-Added-Information Generation (VAiG) Center for Mathematical Science and Advanced Technology (MAT) Application Laboratory (APL) Information Engineering Program (IEP) Center for Earth Information Science and Technology (CEIST) Global Oceanographic Data Center (GODAC) Institute for Extra-cutting-edge Science and Technology Avant-garde Research (X-star) Super-cutting-edge

    terazzo
    terazzo 2008/10/05
  • 北極海海氷減少と北極振動が相互に影響しあっていることを発見

    terazzo
    terazzo 2008/07/13
  • 1