[東京 16日 ロイター] - ソフトバンク は16日、携帯電話端末の卸売りを手掛ける米ブライトスター社の株式取得に向け協議していると発表した。世界の通信事業者と取引のある同社を取り込むことで、メーカーとの端末調達交渉を優位に進めることが期待できる。 フロリダ州マイアミに本社を置くブライトスターは、米アップル や韓国サムスン電子 など、100社以上のメーカーから携帯電話端末を大量に仕入れ、通信事業者や小売業者に卸している。取引先の携帯電話会社は米ベライゾン・ワイヤレスや英ボーダフォン 、ソフトバンクなど200社以上、小売業者は米ウォルマート や米アマゾン など3万社以上に上る。 ソフトバンクの孫正義社長は、かねてから端末調達力の重要性に言及しており、9月の新商品発表会でも「スプリント との統合効果でNTTドコモ とKDDI を合計した以上の数を発注することになるので、(メーカーに対する)交