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ブックマーク / ongakutohito.com (3)

  • 坂本真綾、4枚目のシングルコレクション発売。心に渦巻く葛藤と、導き出したその答え

    (これは『音楽と人』2020年8月号に掲載された記事です) うちには1枚のお皿がある。「私が好きなインテリアショップのものなんですけど、良かったら使ってください」と、結婚祝いにいただいたものである。大きくて真っ白なお皿は、緩やかなカーブに上品な金色の縁取りがされており、私が作る大雑把な一品でも、そこに盛り付けるだけでちゃんと料理したような気にさせてくれる。包容力のあるこのお皿に頼って、それまで以上にいろんなメニューを作るようになった。私はいつも、その贈り主の涼やかな声を思う。身体から声を発するだけで内側から浄化されるような、聴くほうもその声を浴びるだけで清らかになれるような、そんな声で唄えたら、どんなに気持ちがいいだろうかと憧れる。しかし、その瞬間にこうも思う。その声という与えられたものをずっと大切にして誰かのために唄い続けられるようなエネルギーとモチベーションと、豊かな人間性を併せ持つの

    termin2
    termin2 2020/07/16
  • 【特別公開】〈Archive/Interview〉坂本真綾/音楽と人2012年12月号 | 音楽と人.com

  • 椎名林檎という才能に向き合い、自分を見つめ直した坂本真綾の最新作について

    真綾と椎名林檎。 この組み合わせ、ありえない組み合わせのようで、よく字面を眺めていると、ありかもしれない、と思えるから不思議だ。事実、作詞・作曲・編曲・プロデュース/椎名林檎、演奏/SOIL & ”PIMP“ SESSIONS、歌/坂真綾という組み合わせによって生まれた新曲「宇宙の記憶」は、坂の新たな側面を引き出した。そして同時に坂真綾という存在は、どんなふうに手を加えようと坂真綾にしかならない、という事実が露わになった。それを強く実感するのが、坂の作詞・作曲による、カップリングの「序曲」。これが実に素晴らしい。自分には何もないという思いから、それが何なのか探そうとしたのが、彼女のシンガーソングライターとしての原点だが、それを突き詰めた先に何があるのか、表現者として俯瞰して歌にしている。それもまた、椎名林檎という才能に向き合い、自分を見つめたからに他ならない。坂真綾の大切な

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