デザイン指標を作っても失敗するパターン プロダクトを通してユーザーに価値提供できたか評価するためにデザイン指標は欠かせない存在です。書籍を読むなどして学習すれば指標は作れるようになりますが、その指標を使って Web サイトやアプリなどのデジタルプロダクトを評価し、改善するような体制を作るのは簡単なことではありません。 そもそもユーザーに価値提供できているかを評価することが、プロダクトに携わるデザイナーや開発者の評価に結び付いていない場合があります。現場では「ユーザーに価値提供したい」という気持ちで仕事をしていたとしても、自身とプロダクトの評価と結び付いていなければ、ただ指標を計測しているだけになります。 デザイン指標との相性が良くないのは、プロダクトを作る人たちの評価が売上目標に直結している組織です。 そういう組織では、ユーザーの課題解決ではなく、いかに売りやすくするかを優先しがちです。特
![あなたの組織でデザイン指標が使えない理由とその対策](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/41e756c37d42a561fd954bbdc2e2872fca831c3a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fyasuhisa.com%2Fcontent%2Fimages%2Fsize%2Fw1200%2F2021%2F01%2Fcover_led_values.png)