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ブックマーク / number.bunshun.jp (68)

  • 甲子園に出て東大へ行く、は可能か。流行は文武両道ならぬ文武“別”道。(広尾晃)

    大阪桐蔭には3つのコースがあり、体育・芸術を強化するIII類には多くの競技の一流アスリートが所属している。 昨年暮れ、所用で東京大学駒場キャンパスに2日ほど通った。関西の私大卒の私にとって、東大は初めてだ。いい年をしているから警備員の人が会釈してくれたりしたが、アウェー感が半端なかった。 ひょっとしたら顔つきとか素振りで偏差値が低いのがばれないかと、ついつい早足になったものだ。どこへ行っても何か「ごめんなさい」と謝りたいような衝動に駆られた。 キャンパスで、取材でお目にかかったことのある小林至さん(元ロッテ、現・江戸川大学教授)を見つけて、ほっとした。 言うまでもないが、小林さんは大したものだ。東大に合格したうえに、プロ野球にまで進んだのだ。まさに「文武両道」。自己管理能力は、私なんかには想像できないくらい高いのだろう。 日人はこの「文武両道」が好きだ。一芸に秀でるだけでも大変なのに、そ

    甲子園に出て東大へ行く、は可能か。流行は文武両道ならぬ文武“別”道。(広尾晃)
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    tessy3 2017/02/19
    桐蔭学園は昔から文武別道だけどね。公立でも静岡高校のような進学校でありながらスポーツ推薦のようなものがある学校もある。もうちょっとリサーチするべきでは?
  • レブロンは「NBA最後の高卒大物」?米スポーツ界が学歴重視の背景とは。(林壮一)

    レブロン・ジェームズこそは、NBAの「スーパーヒューマン」である。しかし、彼のようになれる選手はほとんどいないのだ。 現在、NBAイースタンカンファレンスの首位を走り、2連覇を狙うクリーブランド・キャバリアーズ。同チームのエースにしてNBAの顔でもある“KING”レブロン・ジェームズは、NBA最後の大物高卒選手として認知されている。 2005年、NBAの労使協定では、ドラフトの条件を「19歳以上で高校を卒業してから1年間以上経過した者」とした。レブロンが高校を卒業した2年後のことである。 アメリカで短期大学と4年制大学を卒業し、現在はBリーグ、信州ブレイブウォリアーズのGMを務める片貝雅彦は語る。 「高卒選手がNBAにドラフトされても、レブロンのような成功者は一握りで、数年で解雇されるケースが多いのです。選手の将来を考えると、1年間だけでも大学での経験を積ませ、学位取得の大切さを教える。あ

    レブロンは「NBA最後の高卒大物」?米スポーツ界が学歴重視の背景とは。(林壮一)
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    tessy3 2017/01/26
    一方でMLBは米国出身者でさえ高卒の選手は多い。高校さえ出てないような中南米出身者とドラフト外契約をすることも多いので、MLBはNBAのようにならないのだろう。
  • 167cmの選手が人生初のダンク成功!?田臥に並ぶBリーグの“顔”富樫勇樹。(ミムラユウスケ)

    田臥勇太と富樫勇樹はBリーグの2枚看板と言っていいだろう。2人合わせて340cm、まさに小さな巨人たちである。 時代の変わるにおいを、かいだことはあるだろうか。 1月15日の日曜日。Bリーグ初のオールスターが行われた代々木第一体育館では、特殊な噴露機を使ってBリーグのそれぞの選手をイメージした香りを漂わせていた。会場につめかけた9567人の観客は、いつか似たような香りをかぐとき、日バスケットボール界の新時代の顔になった選手の顔を思い浮かべるのかもしれない。 167cmの富樫勇樹は、Bリーグが開幕して初めてのオールスターに向けてのコメントを求められる度に、TVカメラの前で、ネットメディアの前で、宣言をしていた。 「オールスターではダンクを決めます」と。 「有言実行が出来たことは、すごく、嬉しいです。人生で初めてのダンクなので(笑)。それをBリーグのオールスターで出来たことがすごく嬉しい」

    167cmの選手が人生初のダンク成功!?田臥に並ぶBリーグの“顔”富樫勇樹。(ミムラユウスケ)
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    tessy3 2017/01/17
    ミムラユウスケさんのサッカー以外のコラムを初めて読んだ
  • 権田修一がSVホルンで放つ存在感。「結局、僕はこういう性格なんです」(西川結城)

    「ようやく、サッカー選手としてピッチに戻ってきましたよ」 そう自虐的に語った権田修一の声は、明るさに満ちていた。 今冬、FC東京から期限付きでSVホルンに移籍した。田圭佑が実質オーナーを務めるオーストリア3部(現在2部に昇格)のクラブで、元日本代表GKがプレーする。そのニュースは少々驚きを持ってサッカーファンに受け入れられた。 昨季途中に、オーバートレーニング症候群による戦線離脱を経験。心機一転、新天地で勝負する思いを胸に渡欧した。想像とは異なる形だったが、自身の念願だった欧州挑戦の機会を手にした権田。意気揚々と、実戦の場に身を投じた。 しかし3月、権田にさらなる悲運が重なった。 ホルンデビュー2試合目の途中に、接触プレーで右足を強打。診断の結果、脛骨骨折で長期の離脱を余儀なくされたのだ。 結局、チームは2部昇格を果たしたが、権田はシーズン終了までゴールマウスに立つことはなかった。 「だ

    権田修一がSVホルンで放つ存在感。「結局、僕はこういう性格なんです」(西川結城)
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    tessy3 2016/09/09
    “ポポさん(ランコ・ポポヴィッチ元FC東京監督)のパス回しや、マッシモ(・フィッカデンティ現鳥栖監督)の守備のやり方とか、すごく参考に”
  • インテル、中国資本傘下の衝撃度。江蘇蘇寧を迂回すれば青天井補強も!(弓削高志)

    “チャイニーズ・インテル”が爆誕した。 世間がEUROだコパ・アメリカだと騒ぐ間に、インテルという名の惑星は、物凄いスピードで地殻変動を続けている。 今月6日、中国・南京に拠を持つ蘇寧電器グループは、インテルのクラブ株式68.55%を取得、経営権を握ったことを発表した。 新オーナーのグループ創業者、張近東は会見の席上、トヒル現会長を従えて買収成立の祝杯を挙げると「インテルをより強大なクラブにする。必ずや勝利の栄光へと再び導いてみせる。我が国はインテルにとって第2の故郷となろう」と高らかに宣言した。 株式取得に費やしたのは2億7000万ユーロ(約320億円)だが、クラブの累積負債補填と今夏にも予定されている増資にかかる分も含めると、今回の買収オペレーションでは総額で7億4800万ユーロ(約890億円)近い大金が動く計算になる。 当面は留任するトヒル現会長も早晩保有株を手放す見込みで、108

    インテル、中国資本傘下の衝撃度。江蘇蘇寧を迂回すれば青天井補強も!(弓削高志)
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    tessy3 2016/06/18
    新たなFFP規定ができるのだろう。
  • 今年の日本ダービーは「名作」必至。東京の直線は、マカヒキのために。(島田明宏)

    皐月賞の中山競馬場は直線が310m、ダービーの東京競馬場は525m。マカヒキの脚がより輝くことは間違いない。 東京の長い直線で生き生きと走りそうなマカヒキに◎。 ここで結論。 ◎マカヒキ ○サトノダイヤモンド ▲ディーマジェスティ △エアスピネル ×リオンディーズ 注スマートオーディン これぞ「競馬の祭典」と呼ぶにふさわしい今年のダービーを勝つのは、はたしてどの馬か。マカヒキ、と言い切りたいところだが、ちょっとした展開のアヤで、順位は入れ替わりそうだ。 それでも、東京の長い直線で、ほかのどの馬よりも生き生きと、伸びやかにエネルギーを噴出しながらゴールを駆け抜けるのはマカヒキだと思う。そうした意味での◎だ。 あえて、皐月賞の前と同じことを繰り返したい。は名作から読めと言われているように、競馬はGIから見るべきだ。競馬を見たことがない人にはそう言いたいし、すでに競馬を始めているが、まだ名作と

    今年の日本ダービーは「名作」必至。東京の直線は、マカヒキのために。(島田明宏)
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    tessy3 2016/05/29
    きれいに着順通りに並んだ
  • 白鵬が浴びた大阪のシビアなヤジ。「銭の取れる相撲」に値しない千秋楽。(佐藤祥子)

    かつて“戦う男たちの最高峰”にあった海軍大将・山五十六元帥は、後世の男たちに格言を遺した。 苦しいこともあるだろう 言いたいこともあるだろう 不満なこともあるだろう 腹の立つこともあるだろう 泣きたいこともあるだろう これらをじっとこらえてゆくのが 男の修行である 堂々と胸を張れず、謝らざるを得ない相撲。 大阪場所千秋楽。 観客が背を向けるように席を立ち、熱気が急速に冷めていった館内の中央に、白鵬がいた。ブーイングと拍手の入り交じるなか、優勝力士インタビューを受けると、「そんなにまでして勝ちたいか!」などと辛辣なヤジが四方から飛ぶ。 「ああいう変化で決まるとは思わなかった。当に申し訳ないと思います……」 4場所ぶりに賜杯を胸にした白鵬は、異様な雰囲気に気圧されるかのように言葉に詰まり、こらえられずに溢れる涙をぬぐっていた。 「まあ、大阪じゃなかったら、あそこまでヤジもひどくなかったやろ

    白鵬が浴びた大阪のシビアなヤジ。「銭の取れる相撲」に値しない千秋楽。(佐藤祥子)
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    tessy3 2016/04/06
    白鵬自身が非差別意識が出てしまっているのではないかという考察
  • 元フィジカルコーチが語る日本代表。驚いたのは乾、武藤、そしてヤット!?(豊福晋)

    「日人はサッカーに適した、アスリート向きの人種です」 そう断言するスペイン人がいる。 ハビエル・アギーレが日本代表監督を務めていた頃、フィジカルコーチとして日本代表に帯同したフアン・イリバレンだ。 アギーレの右腕として、オサスナやエスパニョールでフィジカルコーチを務めてきた。現在はアラブ首長国連邦のアルワハダでアギーレと共に働いている。 日本代表のフィジカルコーチに就任する前、イリバレンは日人のフィジカルについての知識はゼロだった。日のクラブに携わったことも、欧州で日人選手と仕事をしたこともなかったからだ。 2014年夏、日に渡った彼は選手を近くで見て、触れ、言葉を交わし、あらゆる種類の測定を行った。彼はまず、日人のフィジカル、その特性を見出そうとした。 遺伝的に突出した爆発的なスピードと持久力。 そこでイリバレンを驚かせたのは、ふたつの数値だった。 「スピードと持久力です。ヨ

    元フィジカルコーチが語る日本代表。驚いたのは乾、武藤、そしてヤット!?(豊福晋)
  • 戦術は一体どこまで進化するのか?バイエルンとユーベの「4つの布陣」。(木崎伸也)

    決勝点となった右足ゴールを決めたチアゴ・アルカンタラ。バルセロナ時代からグアルディオラに重用されてきた男の一撃だった。 攻撃という意味でも、守備という意味でも、サッカーの教科書に記録すべき、とてつもなく戦術的にハイレベルなゲームだった。 CL決勝トーナメント1回戦第2レグ、バイエルン対ユベントスは、バイエルンが前半に0-2とリードされながらも、後半28分と後半46分のゴールで同点に追いつき、さらに延長で2点を決め、4-2でベスト8への切符を手に入れた。ペップ最終年、「トリプル」(三冠)の夢はまだ終わらなかった。 この試合においてまず注目すべきは、ユーベのアッレグリ監督が用意した「2つの守備システム」だ。バイエルンがGKノイアーを中心にビルドアップするときは「4-1-3-2」、バイエルンがユーベ陣内に入ってきたときには「5-4-1」になるという可変布陣である。対ペップの守備戦術として、もしか

    戦術は一体どこまで進化するのか?バイエルンとユーベの「4つの布陣」。(木崎伸也)
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    tessy3 2016/03/18
    こばやしさんのコメントが楽しみ
  • 大谷翔平の年俸は25~34億?カーショーとの比較で考える値札。(ナガオ勝司)

    大谷翔平が、アメリカにいる。 北海道ハム・ファイターズのアリゾナ・キャンプ。アリゾナ州はメジャー15球団のキャンプ地だ。そこは彼らにとって、冬の間の拠地となる。「ショーヘイ・オオタニがピオリアに来ている」という情報は間違いなくメジャーリーグの各球団に伝わっており、スカウトが大谷を見に来ていたって不思議なことじゃない。 ホワイトソックスのリック・ハーンGMは去年、当時はメジャー移籍の噂もあった松田宣浩内野手(福岡ソフトバンク)について尋ねると、こう言っている。 「グーチ(井口資仁。現千葉ロッテ)がいた頃と違って、今はネットなんかを使って日のプロ野球選手の映像を見るのが容易くなってる。でも、実際にプレーしているところを見るより良いスカウティングなんて存在しないと思いますよ」 スカウトならきっと、その身体能力や球の速さ、変化球の切れやコントロールを見たい(米国では基的に、大谷は投手とし

    大谷翔平の年俸は25~34億?カーショーとの比較で考える値札。(ナガオ勝司)
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    tessy3 2016/02/14
    大谷のいいところは、松坂、ダル、マーほど高校時代に使い減りしていないところだな
  • アガシが語った錦織圭の長所と課題。「ショットメークは史上最高の一人」(秋山英宏)

    アガシは質問に的確に、そして多彩な返しで応えてくれた。その並外れた知性も、現役時代彼の武器の一つだった。 1980年代のセンセーショナルなデビューから2006年の現役引退まで、アメリカのトッププレーヤーとして活躍、生涯グランドスラム(四大大会全制覇)も達成したアンドレ・アガシが、ブランド・アンバサダーを務めるロンジンの招きで来日した。'14年には東京・有明で行われたエキシビションマッチで錦織圭と対戦したこともあるレジェンドが、現在の男子テニスや錦織について縦横に語った。 ――1年ぶりに来日した感想を。 アガシ「いつも何かしら理由をつくって、日に帰ってこられるようにしています。去年は錦織との対戦があってプレッシャーを感じていましたが、今回は試合がないので重圧はありません(笑)」 ――今の男子テニスをどう見ていますか。BIG4が相変わらず強く、特に2015年はノバク・ジョコビッチが他を圧倒し

    アガシが語った錦織圭の長所と課題。「ショットメークは史上最高の一人」(秋山英宏)
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    tessy3 2015/12/16
    プロは今年の錦織は厳しいと見ていたのか。しかし、アガシ太ったな
  • 世界と戦えない「武器」はいらない。ラグビー界の技術・組織信仰を問う。(岩渕健輔)

    「日人選手は手先が器用で、ボールを扱うテクニックやパスの正確さに秀でている。日のラグビーは、こういう特徴を活かさなければならない」 「規律を守ろうとする意識が高く、チームに尽くそうという気持ちも非常に強い。組織的なプレーこそが武器になる」 世界といかに戦っていくべきかを論じる際に、よく耳にする主張です。 むろん、日ラグビーや日人選手の良さを活かしたモデルの構築なくして、世界の頂点を目指すことは不可能です。私が代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズや協会のスタッフと共に取り組んできたのも、「ジャパン・ウェイ(日独自の戦い方)」を確立することでした。 しかし過去においては、「日らしいラグビー」というスローガンは諸刃の剣になってきました。それどころか、代表の躍進を妨げる隘路にさえなってきたのです。 器用さも組織性も、パワーの差があると発揮できない。 まずは「手先の器用さや、パスの正確

    世界と戦えない「武器」はいらない。ラグビー界の技術・組織信仰を問う。(岩渕健輔)
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    tessy3 2015/10/06
    ラグビー協会は、この人をよくぞGMに据えたものだなと思う。2019がなければ、こうなってなかったのではないか
  • <惜別の辞> さようなら、阿部珠樹さん。(Number編集部)

    いやあ、今日もいいもの見せてもらったなあ――そう言って、シャイな表情で微笑む“アベさん”の姿は、もうスタジアムでは見られなくなってしまいました。 小誌でコラム「スポーツ惜別録」を連載中のスポーツライター阿部珠樹さんが4月22日深夜、逝去されました。57歳でした。 阿部さんの身体に異変が見つかったのは、先日の小誌創刊35周年記念号=874号に「井原正巳&宮恒靖 日のキャプテンシーとは」と、後藤浩輝騎手の「惜別録」をご寄稿いただいた直後のことでした。 3月中旬にマツダスタジアムで取材中、腹部に強烈な痛みを感じ、そのまま入院。検査の結果、癌が見つかりました。すでに外科手術はできない状態でした。それでも阿部さんは執筆の意欲を失いませんでした。 故郷の函館で化学療法や放射線治療によって、癌と向き合いながら原稿を書き続けたいと、連載コラムも今号から再開予定でした。しかし、自覚症状が出てからわずか1

    <惜別の辞> さようなら、阿部珠樹さん。(Number編集部)
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    tessy3 2015/05/13
  • 地方から日本サッカーと社会を変革!FC今治オーナー就任、岡田武史の夢。(二宮寿朗)

    新体制発表会に登場したEXILEの白濱亜嵐(左から2人目)と岡田オーナー。白濱は「日を代表するようなチームに」と夢を語った。 アップル社を設立したスティーブ・ジョブズばりのプレゼンテーションだった。 2月23日、「リスタートカンファレンス」と銘打たれた四国リーグに所属するFC今治の新体制発表会見。愛媛県にある人口17万の町、今治市に多くのメディアが詰めかけた。 新スタッフとしてU-17日本代表を率いて2度U-17W杯を戦った吉武博文、日本代表コーチ、ヴァンフォーレ甲府監督、京都サンガ監督などを歴任した大木武らが登壇し、スポンサーには「EXILE(エグザイル)」ら人気グループを抱える株式会社「LDH」などが紹介された。地元愛媛出身でEXILEのメンバー白濱亜嵐が応援に駆けつけるという華々しい会見で、1人で司会進行役を務め、プレゼンを行なったのが元日本代表監督の岡田武史新オーナーである。 現

    地方から日本サッカーと社会を変革!FC今治オーナー就任、岡田武史の夢。(二宮寿朗)
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    tessy3 2015/03/01
  • 岩隈、上原、黒田、そしてカーショー。メジャーの主流は球速から制球力に?(氏原英明)

    “最速153km” そんな言葉に彩られたアマチュア選手の記事を執筆しながら、違和感を覚えたのは一度や二度ではなかった。 昨今では、投手を評価するときに球速が第一項目として取り上げられるのが当たり前になっている。プロだけでなくアマチュアの世界でも、球速がピッチャーの評価であるかのようなメディアの論調が多い。 以前筆者は、コラムで野球界の球速至上主義に疑義を呈したことがあるが、今でも、投手の評価を示す第一項目として球速が取り上げられることに“怖さ”を感じている。 メジャーで成功した日人投手たちの球速は? 果たして、球速は投手を評価する物差しとしてどれほど有効なのだろうか。 そんなことを考えていたら、浮かんできたのはMLBの舞台で成功を収める日人投手の姿だった。 マリナーズの岩隈久志、レッドソックスの上原浩治、ドジャースやヤンキースで活躍した黒田博樹など、彼らは球速ではなくコントロールを武

    岩隈、上原、黒田、そしてカーショー。メジャーの主流は球速から制球力に?(氏原英明)
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    tessy3 2015/02/01
    それでも90マイル近くは出せないとしんどい。別にカーショーが85マイルの速球で抑えるわけでもない。
  • 日本ハム通訳に就任した野茂貴裕氏。父の背中に感じた「やり通せ」。(中村計)

    今季から日ハムの通訳に就いた野茂英雄氏の長男・貴裕氏(22歳)に現在の心境を聞いた。 インタビュー中、たびたび「う~ん……」と熟考しながら言葉を選ぶところなどは父親そっくりだった。そして、「あくまで裏方ですので」と控え目なところも。 男は黙って――。そんな職人気質な人間性がうかがえた。 ――立派な体格ですね。身長、体重を聞いてもいいですか。 174cm、113kgです。 ――野球のご経験は。 ちゃんとしたチームに入ってプレーしたのは、中学生から高校までです。小学校時代は父とキャッチボールとかはしましたけど、そこまで真面目にやろうとは思わなかったんです。でも小学校6年生ぐらいから少しずつ興味を持ち始めて。 ――やはり甲子園に憧れたとか。 いえ、小・中・高と都内のインターナショナルスクールに通っていて、そこのチームに入ったので、もともと高野連には加盟していないんです。対戦相手はもっぱら他のイ

    日本ハム通訳に就任した野茂貴裕氏。父の背中に感じた「やり通せ」。(中村計)
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    tessy3 2015/01/30
    アメリカ育ちだと思っていた。野茂は単身赴任だったのか。「小・中・高と都内のインターナショナルスクールに通っていて」
  • <孤高の横綱の告白>白鵬翔 「日本国と相撲道と私」(佐藤祥子)

    九州場所で32回目の優勝を果たした目は、涙で滲んでいた。 直後のインタビューでは敬慕する大鵬や相撲文化を守った明治天皇、 果ては大久保利通への感謝をも述べた横綱の、深意はどこにあるのか。 冬巡業の支度部屋で、現役最強の男がその重い口を開いた。 2014年11月、満員御礼の九州場所千秋楽。大歓声のなかで32度目の優勝を果たした横綱は、唇を震わせ、溢れ出る涙をぬぐっていた。優勝インタビューでは、まずは敬慕する元横綱大鵬への想いをモンゴル語で母国に伝えた。さらに大相撲文化を守った明治天皇、明治維新の元勲大久保利通の名前を口にし、天皇陛下への感謝の言葉をも述べる姿があった。白鵬の言葉の深意と、その心境を探る。 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 4629文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、この記

    <孤高の横綱の告白>白鵬翔 「日本国と相撲道と私」(佐藤祥子)
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    tessy3 2014/12/31
  • <特別寄稿>松岡修造「圭は何故、ここまで強くなれたか」(松岡修造)

    世界ランク1位のジョコビッチを破り、日勢として初めてグランドスラムのファイナルにまで上り詰めた。天才アスリートを11歳から見つめ続ける松岡修造氏が「覚醒の秘密」を解き明かす。 あらゆる新聞の紙面に“錦織快挙”という言葉が躍る。 11歳の圭に初めて会った日から、この時が来ることを確信していた僕にとっては、驚きというよりも“よくぞやってくれた”という感謝の気持ちが強い。特に今回、僕が目をみはったのは、圭の勝利の仕方だった。 心技体、その全てにおいて圭は生まれ変わっていた。 ストロークの軸はさらにしっかりとし、早い段階からポイントの主導権を握り相手を威圧していく。ネットに出る回数も多くなり理想的なテニスに近づいていた。 またコートのカバーリングの良さだけではなく、ピンチをチャンスに変えてしまうショットも炸裂し、どこにも隙がない。 では、何故ここまで強くなったのか? その理由は今年からスペシャル

    <特別寄稿>松岡修造「圭は何故、ここまで強くなれたか」(松岡修造)
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    tessy3 2014/09/29
    この号のNumberはどれも興味があるので、買いに行く!
  • 林、池辺、又吉の野球人生の分岐点。「行けるときにプロへ」という考え方。(中村計)

    甲子園に届かず敗れ、この時期、改めて進路を検討し直す高校生も多いのではないか。 あれだけ「高卒、即プロ」を強調していた済美の安楽智大でさえ、愛媛大会で散り、白紙撤回をほのめかす発言をしている。 確かに、高校を卒業していきなりプロへ進むよりも、間にワンクッションを置き、そこで力をつけてからという考えの方が賢明に思える。高卒で失敗した場合「潰しが利かない」からだ。 だが高校卒業と同時にプロの世界に飛び込み、結局、花開かずに引退していった選手たちに何度か話を聞いたことがあるのだが、少なくとも彼らが、プロ野球の世界に入る時期が早過ぎたといった類の後悔をしているのを聞いたことがない。 無論、自分の選んだ道を否定したくないという意地もあるだろう。だが、それ以上に、一瞬でも夢を見ることができたという満足感の方が強いように思えるのだ。 「やっぱり、行けるときに行っとかないと」 そう思えるのは、逆のケースは

    林、池辺、又吉の野球人生の分岐点。「行けるときにプロへ」という考え方。(中村計)
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    tessy3 2014/08/02
    高卒則プロで花開かず引退した選手が、"プロ野球の世界に入る時期が早過ぎたといった類の後悔をしているのを聞いたことがない。"
  • ベンゲルが語るW杯“第3のトレンド”。「カウンターに人数をかけろ!」(木崎伸也)

    ブラジルW杯の戦術的なトレンドは何か? 大会が終わった今、あらためて専門家たちの分析に目を通すと「3バック(=5バック)」や「切り替えの早さ」といったオーソドックスな見解に加えて、興味深い“第3のトレンド”があったことに気がつく。 それは「カウンターの際に、ペナルティエリアにたくさんの選手が雪崩れ込む」ということ――。 アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督は、グループリーグ終了後、キッカー誌のインタビューでこう語った。 「3バックや守備から攻撃への切り替えが目につくが、何と言っても興味深いのは、結果を出していたチームの多くがアタックに人数をかけていたことだ。それが今大会のトレンドだと思う」 「5バック的な3バック」は欧州でもすでに見られる布陣で、ユベントスは3バックを用いてセリエAを3連覇した。ジョゼップ・グアルディオラは昨季のドイツ杯決勝に、攻撃的な3バックで臨んでドルトムントを退け

    ベンゲルが語るW杯“第3のトレンド”。「カウンターに人数をかけろ!」(木崎伸也)
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    tessy3 2014/07/24
    岡田武史は戦術的に新しいものはないと言ってたけど、双方は同じものを見てそう感じているのか、どちらか片方が今まで、もしくは今回見えていなかったのかどっちだろう。