杉本裕太郎を打撃開眼させた根鈴氏に聞く 根鈴雄次氏は法政大学を卒業後、単身渡米、エキスポズ傘下のスプリングトレーニングに参加。4番を打ち15試合で5本塁打を打って契約を勝ち取る。そのシーズンのうちにA、AAと昇格し、AAAオタワ・リンクスまで上った。その上はメジャーのエキスポズだ。チームメイトにはMLB2000本安打のオルランド・カブレラなどがいた。AAAでは大家友和から本塁打。これが北米初の日本人対決だった。日本人野手でマイナー契約からAAAまで昇格した選手は3人いるが、レギュラーとして中軸で活躍したのは根鈴氏だけだ。 惜しくもメジャー昇格はならなかったが、その後、アメリカ、メキシコ、カナダなどの独立リーグ、日本の独立リーグでもプレーし、引退後は横浜市に「アラボーイ根鈴道場」を開く。日本野球とは一線を画するメジャー流の打撃指導で注目されるようになり、近年は2022年日本シリーズMVPに輝
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