slはUnix系オペレーティングシステム (OS) のコマンドの一つ。コンソール画面をアスキーアートで描かれた蒸気機関車 (SL) が走り抜ける。 Unix系OSにおいて、ls は最もよく使われるコマンドであるが、lsコマンドを実行しようとしてslとミスタイプすることがしばしばある。そのような場合、コンピュータは「sl」という存在しないコマンドを求めてシステムを全検索してしまい、70年代から80年代当時の処理能力の遅いコンピュータではそれにしばらく時間がかかり、作業が中断してしまうことがあった。そこでそれを防ぐため、「sl」と言う名のダミーのプログラムを用意することがあった[要出典]。 このslも、そういったダミープログラムの一つであるといえるが、ミスタイプによってロスする時間(現代においては殆ど一瞬である)よりも、SLが走り抜けるのを待っている時間のほうが長いなど、ジョークプログラムとし