今、世界では空前のタトゥーブームが到来し、各国のタトゥーシーンも盛り上がりを見せている。 しかし、日本ではタトゥーへの風当たりはいまだに強く、一般の方の理解はなかなか得られていないというのが現状。 それに対し日本のタトゥー愛好家たちが、ため息をつきながら「海外はもっと寛容なのに…」と口を揃える。 しかしその「海外では寛容」というイメージは、果たして本当なのだろうか? 今回はそんな漠然としたイメージにある程度の線引きをすべく、主要国8カ国を例に挙げ、社会体制や法制度・一般のイメージなどを比較してみよう。 日本のタトゥー事情 まず、我々の住む日本でのタトゥー事情のおさらいしてみよう。 日本では一般的にタトゥー・刺青は良い印象を持たれていない。 しかし、日本の和彫りは海外でも高く評価されており、高名な和彫り師のもとをわざわざ訪れ施術を受ける外国人も多くいる。 タトゥーの法制度 日本ではタトゥーの