Ajaxの弱点を補うscript.aculo.usの楽しいエフェクト:パターンとライブラリで作るAjaxおいしいレシピ(4)(1/4 ページ) script.aculo.usの一歩進んだテクニック 今回紹介するscript.aculo.usは、以下のような機能を提供するAjax(JavaScript)フレームワークです。 ビジュアルエフェクト ドラッグ&ドロップ DOM操作 オートコンプリート スライダー 単体テスト prototype.jsをベースのライブラリに使用しているので、prototype.jsとともに利用したことがある方も多いのではないでしょうか。 今回はscripot.aculo.usのエフェクト機能に焦点を絞り、より突っ込んだ使い方を紹介していきます。 ■ Ajaxの弱点を補う「エフェクト」の必要性 Ajaxを活用することで、画面全体を再描画せずに画面上の一部分のみを変更し
原文: User Experience Design [semanticstudios.com] 私は1994年以来情報アーキテクチャの分野で活動してきたが、その間、Gopher[wikipedia.org]から Google[wikipedia.org]までの進化の過程で、「構成(organization)」「探索(search)」「検索(retrieval)」が大きく変化してきた状況を見てきた。 この動乱の10年をとおして、個々のプロジェクトにおけるビジネスゴールとコンテクスト、ユーザーニーズと行動、コンテンツの有用な混合、という3つの要素をいかにうまくバランスする必要があるかを説くにあたり、三つの円の図が大変役に立ってきた。 図1 情報アーキテクチャの三つの円 私の提案するこの図は、情報アーキテクチャだけではなく、ユーザーエクペリエンスを理解するのにも役立つだろう。ジェシー(訳注:ジ
台風12号の上陸とともに読みはじめたメルヴィルの『白鯨』3巻を、先日の台風13号の上陸を前に読み終えた。 終わり近くで、エイハブ船長率いる捕鯨船ピークオッド号もまた台風に巻き込まれるのを台風13号の訪れを前にしながら読み進め、3巻合計1200ページ強を12日かけて読み終えたのだった。 読みはじめたばかりの頃に別の場所でも「鯨の語源」という記事で書いたが、この『白鯨』という小説、所謂「小説」と思って面食らう。小説でもあるが、百科全書的なのだ。 ヨーロッパ中世というのは実におもしろい時代だと思う。 そのことは1つ前の「中世の秋/ホイジンガ」でも紹介したが、今回紹介するジョルジョ・アガンベンが『スタンツェ―西洋文化における言葉とイメージ』で描く、中世の人々の思想世界もなかなか興味深い。 例えば、「中世の心理学によれば、愛とは本質的に妄想的な過程であり、人間の内奥に映し出された似像をめぐるたえまな
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 Web標準の日々のセッションでも何冊かご紹介しましたが、あらためてここでユーザーエクスペリエンスのデザインを考える上でのおすすめの本をいくつか紹介しておきます。 さっき「ユーザーエクスペリエンスとイノベーションのデザイン」なんてエントリーも書きましたが、ユーザーエクスペリエンスだとか、デザインによるイノベーションなどを考えている方は、このあたりはいちおおさえておいたほうがよいかと。 ビジネス書まずはビジネスサイドで経験価値、ユーザーエクスペリエンスがどのように注目かを知るための3冊。 経験経済/B・J・パインII、 J・H・ギルモアコモディティ、製品、サービスに続く第四の経済価値としての経験について取り上げたビジネス書。顧客の体験を「演劇」というメタファーを用いて説明してい
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