大阪市中央区心斎橋筋の橋で1日午前0時過ぎ、男性が道頓堀川に飛び込み、重体となっていた事故で、男性が約4時間半後に搬送先の病院で死亡した。大阪府警南署によると、男性が所持していたパスポートには10代で韓国籍との記載があり、身元確認を急いでいる。 同署によると、現場一帯は12月31日から1日にかけて約6千人以上が集まり、カウントダウンをして年が明けると同時に戎橋から男女約60人が相次いで道頓堀川に飛び込んだ。目撃情報によると、男性は道頓堀川から飛び込み、上半身裸でズボンだけをはいた状態だったという。大半は川に飛び込んだ後、自力で岸に戻った。 道頓堀川は、阪神タイガースが優勝したときなどにお祝いで人が飛び込むことで知られる。阪神がリーグ優勝を果たした平成15年9月には、飛び込んだ男性1人が遺体で発見された。