「日本は平和に対する脅威となろうとしている」豪州国防軍アカデミーに客員教授として招かれているG・オースティン教授(米誌ディプロマット)が語る日本のハイリスク安保政策の問題点 「日本が南シナ海問題の軍事的な側面に介入することにより、ほとんとが政治的な問題で、軍事的側面はそのごく一部でしかなかった、これまできわめて低強度な紛争でしかなかった問題が、全般的に平和に対する脅威を示す事態と見なされるおそれがある」 豪オースティン教授が日本を「平和に対する脅威と見なされるかもしれない」とする理由。①米海軍は単独で有事に対処できる。②杜撰な分析に基づいた防衛白書で直接中国を敵対視し緊張を煽った。③南沙諸島の領有権はサンフランシスコ講和条約で放棄されている。日本の介入は日本の侵攻の意思を示す。 豪オースティン教授によると、日本は防衛白書にあるように、南シナ海での軍事行動を商用航路即ちシーレーン防衛の為だと