衆議院厚生労働委員会は、年金情報を管理している日本年金機構のシステムから大量の個人情報が流出した問題に関する集中審議を行っており、機構の水島理事長は加入者からの問い合わせに応じる専用ダイヤルについて、これまでの100人体制から1000人体制とし、対応を強化する考えを示しました。 この中で塩崎大臣は、「日本年金機構が悪意を持った攻撃を防げなかったのは本当に遺憾であり、年金の支払いへの影響が万が一にも起きないよう機構に指示した。監督する立場からおわびする」と陳謝しました。 そのうえで塩崎大臣は、「機構には今後の情報管理を数段強化してもらわないとならない。第三者からなる検証委員会を立ち上げて、再発防止策について可及的速やかに結論を出したい」と述べ、有識者らで作る検証委員会を省内に設けて原因究明と再発防止に全力を尽くす考えを示しました。 また、機構の水島理事長は、「個人情報が流出した被保険者、年金