地域住民の生活支援にITを活用する試みが、千葉県柏市の柏の葉地域で始まっている。育児や就業支援、地域案内などに、小型の情報端末やICタグ、GPS(全地球測位システム)、ICカードといった技術を役立てる。今後の地域社会において、ITをどのように活用すれば生活しやすくなるかを探り出す。 今回の試みは、総務省の「地域ICT 利活用モデル構築事業」の一環で、予算額は1億9000万円。市内北部にある柏の葉地域の住民と、同地域を訪れた一般個人に、複数の試験的サービスを提供する。2010年2月15日からの約1カ月間、野村総合研究所、パナソニックシステムソリューションズジャパン、日立製作所が共同でサービスを提供し、その利用状況と効果などを検証する。 サービス内容は、大きく2種類ある。一つは育児支援に関するサービス。もう一つはICタグやGPSを使って地域情報を配信するサービス群だ。 子供の送迎者を指静脈で認
本研究所では、アジャイル開発を素材に、より良いシステム開発のあり方を求めていきます。開発手法そのものを見直すことは、より良いシステムを作るだけではなく、開発を担当するチームが成長し、個人の満足度も高まると考えられるからです。今回は、アジャイルと要件定義の関係について考えてみます。 みなさんはもう十分に実感されているかもしれませんが、ここ最近の私は、アジャイル開発における要件定義の重要性を改めて認識するようになりました。アジャイル開発といえば、要件定義よりも「まずは作ってみる」といったイメージが強いかと思いますが、要件定義が重要な作業であることには変わりがないと考えています。 一般的に、アジャイルではユーザーが実施したいことを端的に表した「ユーザーストーリー」を作成し、開発を進めていきます。ですが、これまでの私が「それだけでは要件定義が不足している」と不安に感じていたのは事実です。 そんなと
ここ一年、アジャイル開発の取材がぐっと増えた。アジャイル開発が日本に上陸して10年、記者が追うようになって8年。今ようやく、地に足がついた形で盛り上がってきたと実感している。 そう思う理由の一つは、取材先が多様になってきたことだ。最近は、一般企業や自治体で働くCIO(最高情報責任者)やシステム部長、大手ベンダーの幹部、経済産業省の外郭団体である情報処理推進機構(IPA)などがアジャイル開発を“熱く”語り始めた。 開発プロジェクトにも広がりが出た。数年がかりでの基幹系システム刷新、SOA(サービス指向アーキテクチャ)にのっとったシステム開発、クラウド上でのSaaS型サービスの開発、ケータイ向けのソーシャルゲームの開発などでもアジャイルが利用されている。 記者がアジャイル開発を追い始めたころ、取材先はたいてい小規模のベンダーか技術に長けたリーダーだった。開発対象も情報系システムばかりで、しかも
会員限定サービスです 有料会員(月額プラン)は初月無料! お申し込み 会員の方はこちら ログイン 日経クロステック TOPページ
心理学博士であるダニエル・ゴールマン氏が1995年に世に出しベストセラーとなったのが『EQ』。知性を指標化したIQに対し、感情/こころの“知能指数”であるEQを重視すべきだと示唆した1冊だ。 EQとはなにか 自分と他人の感情を取り扱う力がEQであり、領域は5つに分かれるという。 自分の感情を扱う力について。感情に流されないよう、自らの感情を知るのが「(1)情動の認知」。不安や苛立ちをふりはらい感情を適切な状態にするのが「(2)感情の制御」。そして、目標達成にむけて自分の気持ちを奮い立たせる「(3)自分への動機づけ」がある。 引き続き他人の感情への力について。他者への共感があることで「(4)他人の感情の認識」ができる。その上で他者の感情を受け止め「(5)人間関係の取り扱い」への力を持てる。 以上の5つの力は脳が学習でき、努力によって矯正・向上させることができるという。 EQが求められる時代
決して正体を明かさない“おちゃらけ社会派”ブロガーのちきりんさんと、京都大学を卒業し“日本一のニート”を目指しているphaさんの対談5回目。今年中に失業する予定のちきりんさんは、“ものすごく努力し、幸せを勝ち取る”といった生き方についてどのように感じているのだろうか。 pha(ふぁ)さんのプロフィール 31歳。大阪府大阪市出身、現在は東京都内に在住。京都大学を24歳で卒業し、25歳で就職。できるだけ働きたくなくて社内ニートになるものの、28歳のときにインターネットとプログラミングに出会った衝撃で会社を辞める。今は毎日ふらふらしながら「日本一のニート」を目指している。 独学で覚えたプログラミングを用いてネットに数々のWebサービスを公開。また、プログラマなどが集まったシェアハウスである「ギークハウスプロジェクト」を運営している。 →phaのニート日記 土肥(編集部) 周囲から「ニートで何して
富士ゼロックスさんからDocuWorksというドキュメント・ハンドリング・ソフトウエアを使わせていただく機会をいただきました。バージョンは7.0ですので、実はかなりの歴史があるソフトウエアで、バージョン1.0は1996年12月にリリースされたそうです。Windows95の時代でしょう。 さて、ドキュメント・ハンドリング・ソフトウエアとはいったい何かというのは、私の専門分野ではないので製品紹介をごらんいただくこととして、私が実際に使ってみて、便利だと思った機能などをご紹介してみましょう。 DocuWorks Deskを起動した状態です。すでにいくつかのドキュメントが並んでいますが、私が日頃管理が面倒だと思っていた、会社案内や製品カタログを取り込んでみました。取り込みは簡単で、ドラッグ&ドロップすれば自動変換してくれます。Deskですので、まさにドキュメントを机の上に並べて置いている感じです。
会社の勉強会で自分の今までの経験からテストについてお話をした。その資料を公開する。自分が関わった、Oracle8、DEC Rdb、日本語COBOL、そしてSamba3.0国際化プロジェクトでのテストやディリービルドなどについて紹介した。 テストファースト開発など、最近広く知られるようになってきたが、ディリービルドとリグレッションテストの実行という方法論は昔からソフトウェア製品開発の現場では行われていたベストプラクティスである。そのリズムとか雰囲気を伝えたかった。 テスト勉強会よしおか100311 1View more presentations from Hiro Yoshioka. テストがある開発現場ってのは、こんな感じなんだ〜という雰囲気が伝われば幸いだ。 アジャイル開発方法論としてXPの手法とかいろいろ知られているが、このディリービルドとリグレッションテストというプラクティスもその
経産省らが主催したセミナーの講演で、奈良先端大の山口英教授はクラウドコンピューティングがセキュリティの「境界型防衛モデル」を崩壊させると指摘した。クラウド時代に求められるセキュリティとは何かを取り上げている。 企業ITにおけるトレンドの1つにクラウドコンピューティングでは、どのようなセキュリティモデルを考えていくべきか――。経済産業省と情報処理推進機構、シマンテック、トレンドマイクロ、マカフィーが共催するセミナー「企業の情報セキュリティの課題と在り方」がこのほど都内で開かれ、奈良先端科学技術大学院大学の山口英教授がクラウド時代に必要なセキュリティをテーマに講演した。同氏は、「“セキュリティ意識 2.0”へバージョンアップせよ」と提唱している。 山口氏は社会基盤のIT化が進んだことで、この2年ほどの間に社会インフラのさらなる効率化や最適化、新たな価値創造というニーズが高まり、クラウドコンピュ
半身浴で読書、なんだか優雅ですね。しかし、うっかりバスタブの中に雑誌や本を水没させてしまうと大変なことに...。そんなとき、使えるハック術をご紹介しましょう。 米Lifehacker読者のpearce.kilgourさんによると、水に濡らしてしまった本や、書類・雑誌は、冷凍庫で凍らせると復活するそうです。ジップロックのようなプラスチック袋に入れ、ジッパーを閉めずに冷凍庫に入れましょう。すると、無駄な水分が抜けるそうです。 ちなみに同様の生活術は、米アイオワ州立大学エクステンションの講師からも紹介されています。コツは濡れている間に冷凍庫に入れること。また、濡れている間は無理やりページを開かず、閉じたままにしておきましょう。ちなみに、冷凍庫に入れるときは、垂直に立てるのが望ましいそうです。同じ大きさの本や、ファイルフォルダなどがあれば、支えの代わりにするとよいでしょう。 いかがでしたか? 水に
青野慶久/aono @aono サイボウズの社員間で、E-mailがやり取りされることはほとんどありません。このノウハウを形にし、広げていきたいですね。 @tnnrg 社内にいると、E-mail使わないなんて当然すぎて逆に新鮮です ^^; RT @y_oyama: ぜひ知りたいノウハウ。RT: @aono: サイボウズの社員間で、E-mailがやり取りされることはほとんどありません。このノウハウを形にし、広げていきたいですね。 とみね∞遠見海@バーチャル多趣味アンドロイド @htomine 新卒入社なのでこれがスタンダードになってしまいましたw RT @aono: だよねー。 RT @tnnrg: 社内にいると、E-mail使わないなんて当然すぎて逆に新鮮です ^^; RT: @aono: サイボウズの社員間で、E-mailがやり取りされることはほとんどありません。
卒業証書を手にし、席に戻る平井シヅヱさん(中央)=神戸市長田区で2010年3月10日午前10時43分、小川昌宏撮影 戦争の混乱などで教育を受けられなかった人らが通う神戸市須磨区の夜間中学「市立丸山中学西野分校」の卒業式が10日、同市長田区であり、91歳の平井シヅヱさんが3年間学んだ喜びをかみしめ、卒業証書を受け取った。18歳で結婚、しかし夫は戦死。震災で自宅は全焼。「今日のこの日を、新たに歩いていく日にしたい」。平井さんは決意を新たにした。 徳島県生まれ。母親は平井さんを産んですぐに亡くなった。父方の祖母に育てられ、小学校を卒業後、神戸の親類に身を寄せた。1937年に結婚したが、夫は5カ月後に出征。翌年、阪神大水害に見舞われ、夫の戦死の公報も届いた。 終戦後に再婚し、神戸の焼け野原で新生活を始めた。靴工場で働き1男3女を育てた。 12歳から働きづめだった人生。あきらめたことも多かった
Twitterを使って金沢の名所の名前をつぶやけば、その名所の写真が添付された「つぶやき」返しがあるという「つぶやき金沢旅行」というサイト・・・。 むむむ、新種のボットを使ったTwitterマーケティングか?ボットを使うのって、どうも個人的にはイヤなんだよね。と思っていたら、さにあらず。 実際にスタッフがその場所へ行って写真を撮ってくるんだって。ナンなんだ、このアナログさは! でもこういうサービスのほうが、人間っぽくっていいなあ。 僕はソーシャルメディア・マーケティングはかなりの部分がシステムによる自動化の方向に進むとは思っているんだけど、やっぱりどこか一部に人間くささが残っているほうが効果的なんじゃないかなと思っている。というか自動化できるところは出来る限り自動化し、その分余った労力で、人間らしさを出したマーケティングにすべきだと思う。人間らしさを一部で出すためにこそ、どうでもいいところ
会員限定サービスです 有料会員(月額プラン)は初月無料! お申し込み 会員の方はこちら ログイン 日経クロステック TOPページ
新事業を中心に、日米の大企業・ベンチャー・投資家等のアドバイザーを務める。多摩大学(MBA)客員教授。Net Service Ventures、500 Startups、Founder Institute、始動Next Innovator、福岡県他の起業家メンター。BCG東京、米CSC、CSK/セガ・グループ大川会長付、投資育成会社General Atlantic日本代表などを経て、現在に至る。「エコシステム・マーケティング」など著書多数。訳書に『ザッポス伝説』(ダイヤモンド社))、連載に「インキュベーションの虚と実」「垣根を超える力」などがある。 ツイッター+αのつぶやき企業戦略 ツイッターの発祥の地アメリカでは、すでに多くの企業が“つぶやき”を戦略的ツールとして活用し、売上げ増などの具体的な成果を上げている。ツイッターで企業やビジネスがどう変わるのか。本場の先進事例から学ぼう。 バック
Appleが来月初めにiPadを発表するとともに,「タブレットデバイス」の新しい市場が形成され,今年だけでも50以上のライバルたちがドンドン押し寄せてくるそうです. Computerworldに,AppleもA4プロセッサにアーキテクチャを使用しているARMの幹部,Roy Chen氏のタブレット市場に関する予測が掲載されています. 中国で多くのタブレットデバイスが発表されるほか,世界中のあちこちでタブレットの計画があり,通信企業なども参画してくるそうです. 使用されるプロセッサはARMだけでなくIntelのAtomという選択肢もあり,CNET Newsに上手くまとめた記事が載っています. ARMの中だと,NvidiaのTegra 2はクロックが最高1GHzでデュアルコアのARM Cortex-A9を採用していることからパフォーマンス的には一番期待出来そう. またOSもAndroidやWin
クラウドコンピューティングはIT業界で脚光を浴びる成長分野だ。本格的な成長と普及を目前にした今、再び立ち止まってクラウドを考察したい。 矢野経済研究所は、2009年12月にクラウドコンピューティングの市場規模予測を発表した。市場規模は2009年時点で1406億円、2012年には約3倍の4106億円、2015年には5倍以上の7438億円に達すると予測している(図1)。 この調査後、ITベンダーとディスカッションを実施した。ITベンダーからは、クラウド市場の成長性について賛同を得るとともに、「本当のクラウドとは何なのかを定義する必要性を感じている」という意見をいただいた。本当のクラウド――。一見すると不思議な表現だが、現場の感覚をよく言い表した言葉である。 クラウドの定義は、「Webを通じて提供されるさまざまなサービス」という次元まで拡大している。ホスティング、ASP(ソフトウェアの期間貸し)
パソコン内のファイルを検索するローカル検索ソフトにはGoogleデスクトップなどがあるが、使い勝手はイマイチ。だが「Copernic Desktop Search」はひと味もふた味も違う。メディアファイルを検索してプレビューを表示し、音楽・動画ならその場で再生も行えるのだ。 ローカル検索は一時期、フォルダ管理に代わるOSの新しいインタフェースとして、Googleやマイクロソフトが目を付けていた技術。Googleはいち早く「Googleデスクトップ」をリリースしたし、マイクロソフトもVistaや7で検索機能を大幅に強化したのだが、実装されてみると既存のフォルダシステムに取って代わるほどの利便性はなく、その後は注目されることもなくなっている。 そんなローカル検索の便利さを再確認させてくれるツールが「Copernic Desktop Search」だ。キーワードを入力すると、パソコン内のメール
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く