ウクライナに軍事侵攻を続けるロシアからは、経済制裁や、去年9月に始まった予備役の部分的な動員から逃れようと、多くの人材が国外に流出しています。こうした人たちを受け入れることなどで自国の経済成長につなげているのがロシアの隣国で旧ソビエトから独立したジョージアです。 軍事侵攻始まって以降 ロシアから国外に出る動き続く 去年2月に軍事侵攻が始まって以降、ロシアからは政権側による言論統制への恐れや欧米の経済制裁の影響などを理由として国外に出る動きが続いています。 国外に脱出したり帰国したりといった動きについて公式な統計は発表されていませんが、ロシア出身の経済学者は最初の10日ほどで、少なくとも20万人がジョージアやトルコなどに向けて出国したという見方を示しています。 さらに、去年9月、プーチン大統領が兵力の補強を狙って30万人の予備役を動員すると表明すると、招集から逃れようと出国する人々が相次ぎま
(CNN) 米海軍トップのカルロス・デル・トロ長官が米首都ワシントンで行った講演で、中国海軍は艦隊の規模についても建造能力についても、米海軍より大幅に優位な立場にあるとの認識を示した。 デル・トロ長官は21日、首都ワシントンのナショナルプレスクラブで講演。中国について「南シナ海などで、我が国の同盟国を含む他国の海洋主権と経済的安定を侵害しようと執拗(しつよう)に試みている」とした。 その上で、「彼らは艦隊を大型化し、世界に展開するようになった」と述べ、これに対抗して米軍の艦隊も増強する必要があると強調。中国の脅威に対抗するため米海軍の規模を拡大し、将来的に艦船を増やして近代化を図る必要があるとした。 中国人民解放軍海軍は今後数年のうちに、艦船の配備数を現在の約340隻から最大で400隻に増やす可能性があるとデル・トロ長官は予想。一方、米艦船の配備数は300隻に満たないと指摘した。 昨年夏に
「戦争反対」の声すら上げづらく… ロシアのウクライナ侵攻から1年を前にした今年1月28日、被爆地・広島にある「広島市まちづくり市民交流プラザ」で、「記憶と継承」をテーマにNPO法人ワールド・フレンドシップ・センターが主催した講演会が開かれた。 講師は、元広島市長の平岡敬さん(95)。1927年に大阪市で生まれ、学徒動員中に朝鮮半島で終戦を迎えた。広島の地元紙・中国新聞の記者として在韓被爆者問題を掘り起こし、1991年から広島市長を2期8年務め、現職時代の1995年にはオランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)で核兵器の違法性を証言した。著書に「無援の海峡 ヒロシマの声 被爆朝鮮人の声」「希望のヒロシマ」「時代と記憶 メディア・朝鮮・ヒロシマ」などがある。 平岡さんは冒頭、岸田政権が安全保障関連3文書を閣議決定して敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有を明記し、2023年度から5年間の防衛費大幅増
バイデン米大統領がウクライナの首都キーウ(キエフ)を電撃訪問し、先進7カ国(G7)首脳でキーウ入りしていないのは岸田文雄首相だけとなった。日本政府は昨春から水面下で現地入りを模索してきたものの、警備や情報の秘匿などハードルは高く、実現に至っていない。G7議長国としての責務もあり、5月のG7広島サミット前に訪問できるか、官邸内には焦りの色がにじむ。 「つまらないプリンス」が首相就任会見で見せた「らしくない」顔 「日本だとこうはいかないんだよな…」。20日夜、バイデン大統領の電撃訪問の一報を耳にした政府高官は、思わずうなった。 昨年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻以降、G7首脳は次々とキーウ入りし、国際社会の連帯を誇示してきた。昨年4月に当時のジョンソン英首相が、同6月には仏独伊3カ国の首脳が相次いで現地入りするのを横目に、首相は度々、「日本の本気度が問われている。必ず行くんだ」と周囲に漏
領土をめぐる限定戦争から、グローバルな経済の衝突へ ──ウクライナでの戦争に関する本を日本では出版したのに、フランスで出版していないのはなぜですか。 日本人が反ロシアなのは、ヨーロッパ人に引けを取りません。ただ、今回の戦争は日本から地理的に遠く離れたところで起きているので、そこまでの切迫感がありません。日本人は私たちヨーロッパ人ほどウクライナに感情的になっているわけではないのです。 それに日本での私のステータスは、ここフランスとはまったく異なります。フランスでは、私の評判は「クレイジーな反逆児野郎」という荒唐無稽なものになっていますよね。しかし日本に行けば、私は大手新聞各紙や主要雑誌に発言が載る人類学者、歴史家、地政学者として評判もよく、書いた本はすべて日本語に翻訳されています。私は日本では落ち着いた雰囲気のなかで自分の考えを述べられるのです。 だからまずは日本の雑誌を相手にそれをして、そ
「自国の存亡がかかることは起きない」という米国の傲慢 ──ウクライナの社会が崩壊している状況ばかりを見ていたために、ウクライナ人としての国民感情が高まっていたり、欧州でウクライナ支援の感情が高まっていたりすることを、ロシアは見過ごしていたのではないでしょうか。トッドさん自身、そういったものを見過ごしていませんでしたか。 それはよくわかりません。そうしたことを、私はあくまで研究者としての立場から考えています。どういう立場かというとつまり、自分には知らないことがあると認めることです。そしてウクライナは私にとって、必要な情報が不足している、はっきりしたことが言えない分野の一つなのです。 古いデータを信じるなら、小ロシア(ウクライナ)の家族構造は核家族で、個人主義が強い。そこは大ロシアの家族構造が共同体家族で、集団主義的であるところと違うとは言えます。ただ、その後のウクライナがどうなったのか。人口
逮捕された男2人は、自分たちが経営するたこ焼き店で、たこ焼きのほかにコカインも販売していたとみられます。 麻薬取締法違反の疑いで名古屋市千種区の自営業島津真道容疑者(29)ら2人が逮捕されました。 警察によりますと2人は今月15日、中区にある自分たちが経営するたこ焼き店で、コカイン約0.7グラムを営利目的で所持した疑いがもたれています。 警察は2人の認否を明らかにしていません。 たこ焼き店は栄地区にあるテイクアウト専門店で、客が決められた隠語を言うと、島津容疑者らがたこ焼きと一緒にコカインを販売するシステムだったということです。 警察はコカインの入手経路や売り上げなどが、暴力団と関連があるかどうか調べています。
16頭の子どもをもうけ、世界でも屈指の繁殖実績を残し、「スーパーパパ」と呼ばれたジャイアントパンダの「永明(えいめい)」。 2月22日、双子の娘の「桜浜(おうひん)」と「桃浜(とうひん)」とともに、和歌山県白浜町のテーマパーク「アドベンチャーワールド」から中国に返還されました。 永明が来園した当初から獣医師として世話をしてきた、副園長の中尾建子さんに、永明とともに歩んだ28年を振り返ってもらいました。 (和歌山放送局 記者 福田諒) 永明ってすごい! アドベンチャーワールド副園長 中尾建子さん 「永明なくして今のパンダファミリーはありません」 中尾さんに、ここまで言わせる永明。その実績を振り返ると。 もうけた子どもは16頭。日本では1番、世界でも屈指の繁殖実績です。 しかも、最後の子どもをもうけたのは28歳のとき。これは飼育下での自然交配による繁殖では世界最高齢の記録です。 アドベンチャー
早起きを習慣化するにはどうすればいいか。スリープコーチの角谷リョウさんは「早起きのために『早く寝る』ことは人間の性質として難しい。それより早く起きるために30分ずつ起床時間をずらしていくことだ」という――。 ※本稿は、角谷リョウ『働くあなたの快眠地図』(フォレスト出版)の一部を再編集したものです。 読書したくても、夜の時間は動画やゲームが中心になりがち 今ではビジネスパーソンのみなさんも、学生時代に楽しいことをやろうと思ったら、活動時間は夜間あるいは深夜が定番だったのではないでしょうか? 高校時代は部屋で隠れてこっそりと、大学時代は深夜までみんなと遊んだりしたことでしょう。同様にビジネスパーソンのほとんどの方は、自分の楽しみや好きなことを夜にされています。 私はよく「なぜその楽しみは夜にされているのですか?」と尋ねるのですが、ほとんどの方が「夜しか自由な時間がないから」と答えます。 さらに
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
米バーモント州の農家エリック・アンドラスは、かつて滞在していた日本で稲作を目にしたことがきっかけとなり、日本の合鴨農法を自身の農場でも実践するようになった。彼の努力の軌跡を、米メディア「アトラス・オブスキュラ」がたどる。 毎年夏になると、バーモント州バージェンズにある2万4000平方メートルの田んぼを、カモの一群が泳ぎ回る。稲の合間を縫って雑草を食べ、水田の中を頼りなげに進んでいく。カモたちはのどかな風景に趣を添えているだけではない。施肥や除草という重要な任務を遂行しているのだ。 このカモたちは、日本の農業技術「合鴨農法」の一環で放たれている。バーモント州にあるこの水田は、東アジア、とくに宮城県の水田によく似ている。 日本から1万キロも離れた米国北東部でこんな光景を目にするのは、不可思議というか、意外な感じを受けるかもしれない。だが、バウンドブルック農場の経営者エリック・アンドラスにとって
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く