2005年/93分/ フランス・グルジア/R-15 at:テアトル梅田 2005 ヴェネチア国際映画祭最優秀新人監督賞 2006 トランシルヴァニア国際映画祭 国際批評家連盟、撮影賞 2006 ヨーロッパ映画賞ディスカバリー賞 2006 サンダンス映画祭 ワールドシネマコンペティション(ドラマ部)審査員大賞 2007 セザール賞 新人監督作品賞 13人のロシアン・ルーレット―それは、運命を狂わせる邪悪なゲーム。 こんなコピーで紹介されている本作は、劇場のチラシからどんな映画なんだろう想像した。暴力を刺激するような作品とは思えなかった。13人のロシアン・ルーレットという尋常とは思えない殺人ゲームの奥にとてつもないドラマが潜んでいるような、そんな予感をもって公開されるとすぐに観にいった。ポール・バーホーベンの「ブラック・ブック」が同時公開されていた。 ザメッティ(tzameti)」とはグルジア
映画における巧みな省略は、視覚的な効果を増幅させ、われわれの想像力をかき立てる。 『13/ザメッティ』のロシアン・ルーレットでは、一滴の血も流れないが、だからこそ、生と死の境界に立たされたプレイヤーたちの耐えがたい緊張とあっけない死の虚しさがいっそう際立つ。さらに、富める者たちが貧しい者たちの命を弄ぶ光景は、半端な説明がないだけにリアルであり、グローバリゼーションの縮図を見る思いがする。 しかし、筆者が最も興味を覚えたのは、モノクロの映像に反映されたバブルアニ監督の異様なほどに醒めた眼差しだ。この映画は、主人公セバスチャンを取り巻く状況の変化にともなって、リアリズムからノワール、カフカ的な悪夢へと変化していくように見える。だが、バブルアニは、生活苦と残酷なゲームをまったく同じ眼差しでとらえているのではないか。 そんなことを感じるようになるのは、ゲームのなかで、6番の男がセバスチャンに絡み出
それにしても濃ゆいキャスト!Photo:アフロ [映画.com ニュース] 集団ロシアン・ルーレットに巻き込まれる男たちの悪夢のような体験を描き、05年ベネチア国際映画祭新人監督賞、06年サンダンス映画祭作品賞など世界の映画賞を席巻したゲラ・バブルアニ監督のスリラー「13/ザメッティ」のハリウッド版リメイクに、ミッキー・ロークとジェイソン・ステイサムの出演が決まった。 同作は、オリジナル版のゲラ・バブルアニが自らメガホンを取る作品で、モノクロだったフィルムはカラーへ、舞台をパリからニューヨークへ移し、11月17日よりクランクイン予定。 また、監督の弟ギオルギ・バブルアニが演じていた主人公の青年は、「コントロール」(アントン・コービン監督)でジョイ・ディヴィジョンのイアン・カーティスを演じて大ブレイクしたサム・ライリー。ほか、ラッパーの50セント(「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」)も
2009年08月05日17:21 カテゴリネタ 酒井法子「ダメ。ゼッタイ。」 「ネタ」カテゴリの最新記事 酒井法子「ダメ。ゼッタイ。」 サイバーエージェントの「男の子牧場」が大人気! トレたまで指つめ機 【動画】アナロ熊吉くん 地デジカ逮捕!
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