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2013年1月21日のブックマーク (1件)

  • 大島渚監督に助けられたこと、バカヤロー!と怒鳴られたあのこと – 田原総一朗公式サイト

    大島渚監督が逝ってしまった。 とても怖くて、けれどいろいろ教えてくれる、僕にとって「兄貴」のような存在だった。 大島さんとは40年来のつきあいだ。 「大島渚」という映画監督が出現したとき、僕は当に興奮した。 当時、僕が尊敬していた映画監督は、黒澤明さんだった。 黒澤さんは、映画作りのプロ中のプロである。完璧な映画を撮る。 対して大島さんは、常に新しいものに挑戦していた。 大島さんの世界に「タブー」はない。いつも体を張って闘い、全身全霊で映画を撮っていた。 大島さんの映画は、人間や社会を鋭くえぐり、それでいて美しかった。 「青春残酷物語」「日の夜と霧」「白昼の通り魔」「絞死刑」「新宿泥棒日記」「少年」 「愛のコリーダ」「戦場のメリークリスマス」「マックス、モン・アムール」「御法度」など。 大島さんの映画に、僕はどれだけ影響を受けたかわからない。 こんな思い出がある。 僕が初めてメガホンを