(CNN) 米ニューヨーク州裁判所は25日、同州司法省が進めるトランプ前米大統領の一族企業トランプ・オーガニゼーションに対する調査で、トランプ氏が裁判所の文書提出命令に従わないのは民事的法廷侮辱に当たるとして、命令に従うまで同氏に毎日1万ドル(約128万円)の罰金を科す決定を下した。 判事が25日の審問で伝えた。罰金の開始日を指定した書面は26日に示される予定。 トランプ氏は決定を争う方針。同氏の弁護士アリナ・ハッバ氏は「召喚状に対応するすべての文書は何カ月も前に司法長官に提出されている」と主張した。 司法長官事務所は2年以上トランプ・オーガニゼーションに対する調査を続け、財務諸表に誤解を招く誤った記載や記載漏れが複数あると指摘していた。こうした書類は資金の貸し手や保険会社などに提出されたという。 同事務所のアンドルー・エイマー氏は、トランプ氏が12月に出された召喚状に対応する「ただ一つの