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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/foreignpolicy (1)

  • マリフアナ全米解禁論の詭弁

    ホワイトハウス麻薬管理政策局のリチャード・ギル・カーリカウスキ局長は、シンクタンクのランド研究所が発表したマリフアナ(乾燥大麻)についての報告書を絶賛している。カリフォルニア州では11月2日にマリフアナ使用の是非を問う住民投票が行われるが、もし投票の結果マリフアナが合法化されても、メキシコの麻薬カルテルの商売に大した打撃を与えることにはならないと結論づけているからだ。 「カリフォルニアでマリフアナを合法化すればメキシコの麻薬密売組織を弱らせることもできるという主張のためにこれまで数百万ドルのお金が使われてきた。だがこの報告書を見れば、合法化しても麻薬密売組織の儲けや暴力を減らす役には立たないことが明らかだ」と、カーリカウスキは言う。 カリフォルニアでマリフアナが合法化されても、メキシコの密売組織が対米輸出で得る利益は2〜4%しか減らないだろうと、ランドは試算する。だが、そこには大きな但し書

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