休学中の北大生(26)が「イスラム国」の戦闘員に参加しようとした事件で、警視庁公安部は関係各所を家宅捜索する中、渦中の北大生を取材していたジャーナリストまで捜査対象にしていた。 いきなり自宅を家宅捜索されたのは、ジャーナリストの常岡浩介氏(45)。本人は「報道の自由に対する挑戦だ」とこう憤る。 「公安警察7人が家に来たのは10月6日の午後4時半ごろ。玄関先で任意の聴取を希望してきたが、私が拒否すると、令状を見せられ、家の中に押し入ってきました。捜索は4時間に及び、パソコンやスマホ、ビデオカメラなど取材道具一式が押収された。捜査員にいつ返してくれるのかと聞いても『何週間先か何カ月先か何年先になるか分からない』と答えた。これでは仕事になりません」 ■仕事のスケジュールがすべて台無し
![日刊ゲンダイ|渦中の北大生取材したジャーナリスト 公安の家宅捜索に憤慨](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4a2e416719bb6ea4b9c632e5bf4b2b29dd339c85/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fstatic.nikkan-gendai.com%2Fimg%2Farticle%2F000%2F153%2F984%2Ffc0d9b2f9ee5de99fd4199c6d2c5586820141009133248269.jpg)