上野動物園生まれのパンダのシャンシャン(香香、メス5歳)が、2月21日、ついに中国に返還されてしまう。 翌22日には、和歌山・アドベンチャーワールドのレジェンド、エイメイ(永明、オス30歳)と、双子の娘オウヒン・トウヒン(桜浜・桃浜、8歳)も。 でも、ホントに返さなきゃいけないの? レンタルとは聞いていたけど、追加料金を払って、なんとかこのまま日本に…というわけには、いきませんか? 以前は「贈呈」だったのに… 中国政治外交史が専門で『中国パンダ外交史』(講談社選書メチエ)の著者・家永真幸氏によれば、「せっかく日本で生まれたパンダなのに、と残念な気持ちはわかりますが、そもそも返さない、という選択はないんですよね。今日の国際社会では」という。 いまの国際ルールでは、パンダは繁殖のための研究という目的でしか国家間の移動はしてはいけないことになっている。日本に限らず、中国からパンダを受け取っている
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