海上保安部の聞き取りによると「必死に戻ろうとしたが戻れなかった」とのこと。脱水症状はみられたものの命に別状は無かったそうです
絶海: 英国船ウェイジャー号の地獄 作者:デイヴィッド・グラン,David Grann早川書房Amazonこの『絶海』は、1740年代に起こった英国船ウェイジャー号の漂流。そしてそこからの数年がかりの帰還までを描き出した、冒険・歴史ノンフィクションである。もともとウェイジャー号は財宝を積んだスペイン船を追う密命を帯びた、250人の乗組員のいる大規模な船だったが、嵐に荒波にと過酷な航海と壊血病による壊滅的な被害によって、南米大陸南端を航行中嵐に飲み込まれてしまう。当時の造船・航海技術は完璧とはほど遠く、こうした事故自体は航海につきもので、そう珍しいものではない。 しかしこの事例では事故の後に特異性があった。わずかに生き残ったウェイジャー号の乗組員たちは、ろくに食料もとれない無人島に到達し、食料や武器を奪い合い、裏切りは続出し、海軍の規範を維持することもままならず、果てには殺人や人肉食に及ぶも
ノルウェーの沖合で、1300人余りが乗った豪華クルーズ船が、悪天候の影響でエンジントラブルを起こして航行できなくなりました。船は大きく揺れて危険な状態になり、乗客を救出する活動が続いています。 ノルウェーの南西部で23日の午後、海岸から2キロほど離れた沖合で、9階建ての豪華クルーズ船がエンジントラブルを起こし、航行できなくなりました。 ノルウェーの気象当局によりますと当時、現場近くの海域では、風速20メートルを超える非常に強い風が吹き、波の高さは8メートルに達していました。悪天候でエンジンが故障したとみられています。 船内で撮影された映像からは危険な状態がうかがえます。船が大きく傾いてソファーや装飾品が床の上を左右に激しく動き、ラウンジの天井が落ちる様子などが映されています。ところどころで窓ガラスが割れたため船の中に海水が流れ込み、救命胴衣を着た乗客の足元を海水が勢いよく流れる様子も映され
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