愛知県教育委員会は17日、フィリピン人の4年生女子児童(9)に対し、「理解が遅い」とペンで突いてけがを負わせた同県豊橋市立小学校の男性教諭(37)を同日付で戒告とする懲戒処分を発表した。 県教委などによると、教諭は今年6月、外国人児童を対象にした算数の授業中、女子児童が漢数字を算用数字に直す問題に手間取っているのに立腹。採点用のペンで左腕を10回以上突き、女子児童は腕に青あざができた。2日後、母親が説明を求めて来校して体罰が発覚。校長は謝罪した。 この小学校には、女子児童を含め、ブラジルなど外国人の児童10人が日本語教育を受けている。その後の学校の調査で、男性教諭は他の児童にも机を蹴ったり、罵倒したりしていることが分かった。学校は教諭を外国人指導の担当からいったん外したが、9月から復帰させるという。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログイン