ソニーグループの2020年度(2021年3月期)通期連結決算が28日、発表されました。各メディアは、最終的なもうけを示す「当期純利益」が約1兆円を超え、売上高、本業のもうけを示す営業利益と合わせて、いずれも過去最高になったことを取り上げました。ですが、決算の記事を書く記者やライター泣かせでした。 同社の売上高は約8兆9994億円、営業利益は約9719億円は過去最高でして、ここも見出しどころですが、やはり大台の1兆円を突破した当期純利益はインパクトがありました。ですが好調の理由になると少し困ることがあります。決算短信にある通り「ゲーム事業が好調」としたり、「新型コロナの巣ごもり」効果」としたり、各グループが概ね良かったことをとすると、内容が抽象的すぎてインパクトに欠けるのです。 <ソニーグループ 売上高の前年比プラス要因> ・ゲーム事業、金融事業の大幅増収 <マイナス要因> ・映画事業の大幅
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