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ブックマーク / owlman.hateblo.jp (2)

  • 『共食いの島』ニコラ・ヴェルト|生産的でない人を共食いさせた国家 - ボヘミアの海岸線

    いや、ちがう、同志、われわれはうまくやらねばならないとしても、春までには連中全部がくたばるように行動する必要がある。なにか着せるにしても、死ぬ前に少しばかり森の伐採をさせるのに間に合えば十分だ。 ――ニコラ・ヴェルト『共いの島』 生産的でない人を共いさせた国家 1930年代、スターリン時代ソビエトが主導した「移住計画」の記録である。「移住計画」と聞くとそれほど残虐に聞こえないかもしれないが、20世紀初頭の「移住計画」とは「いらない人間を辺境の地に追いやって、自分たちの世界からなかったことにする」ことだった。ナチスもユダヤ人大量虐殺システムを構築する前は、ユダヤ人をすべてマダガスカル島に移住させる計画をつくっていたことからも、「移住計画」の性質を推し量れる。 ソビエトはナチスよりも先んじて、「移住計画」という名の虐殺を実行した。ナチスは「整然とした虐殺システム」を構築したが、ソビエトのそ

    『共食いの島』ニコラ・ヴェルト|生産的でない人を共食いさせた国家 - ボヘミアの海岸線
    timetrain
    timetrain 2019/07/01
    為政者が無能であるとこんなことも起こるのか、と人ごとで見てたら駄目なんだろうなあ・・
  • 「クジラスレイヤー ピークォド号炎上」:『白鯨』で『ニンジャスレイヤー』 - ボヘミアの海岸線

    登場人物 エイハブ:白鯨モービィ・ディックに片足をわれたセンチョ「エイハブ」に謎のホゲイソウル「ホゲイ・ピークォド」が憑依。ホゲイが抱えるクジラ殺戮渇望がエイハブの復讐心と重なり合い、恐るべきクジラ殺しのセンチョ「クジラスレイヤー」を誕生せしめた。エイハブとホゲイの共振が深まれば深まるほどにゲボクのモリウチパワーが強まり、理性を完全にホゲイに明け渡せば、船を沈没させるほどの力を放つ。 スターバック:イットー・コーカイ=シ。冷静沈着で、エイハブに忠実でありながら、苦言を呈することもいとわない。まことのブシドー。エイハブの右腕とも呼べる存在。 スタッブ:ニトー・コーカイ=シ。コッド岬生まれで、呑気アトモスフィアを身にまとうヒョットコ。 フラスク:サントー・コーカイ=シ。実際あわれなバター抜き男。 タシュテーゴ:スタッブ配下のモリウチ・アタッカー。奥ゆかしいインディアン。 ダグー:フラスク配下

    「クジラスレイヤー ピークォド号炎上」:『白鯨』で『ニンジャスレイヤー』 - ボヘミアの海岸線
    timetrain
    timetrain 2013/04/01
    忍殺語化した名作シリーズって面白そう。モンテクリスト伯とか、復讐劇が似合いそうだ
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