Twitter, Instagram,Facebookなど近年においてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が世界中で全盛だ。誰もがソーシャルネットワークに接続し、アカウントを開き、きれいな写真やひねりのある言葉をもとめてさまよう時代を迎えている。 たとえば、日本に実名での情報発信文化を持ち込んだのは、まぎれもなくFacebookであることに異論はないだろう。しかし、その源流をご存知だろうか。人とつながり、日常を発信することの喜び、アクションがある楽しさ、そしてつながりが広がっていくことの魅力を広めたのが、国産のソーシャルネットワークサービスであるmixi(ミクシィ)である。 mixiのスタートは2004年。東京大学を卒業した笠原健治氏が事業としてスタートした。当初は完全招待制であり、口コミで友達にメールアドレスを伝達し、招待メールを打ってもらうことでmixi内部にアカウントを開