北京市全域は7月20日から連日にわたり大雨が降り続き、台風5号から変化した温帯低気圧などの影響で最高レベルの「赤色警報」が発表され、600年の歴史を誇る北京の紫禁城も浸水被害を免れませんでした。 北京の集中豪雨 北京は今年最大とされる大雨が降り、12年ぶりに最高レベルの「赤色警報」が発表されるなど警戒が続いています。この大雨は、台風5号から変化した温帯低気圧などの影響で、29日に最高レベルの「赤色警報」が発表される結果となりました。 中国メディアによりますと、今回の雨量は「ことし一番」で、8月1日午前5時時点までの雨量が多い所で700ミリを超えています。この豪雨により、北京市郊外では複数箇所で鉄砲水が発生し、停電や断水など市民生活にも影響が出ています。雨の影響で5万人以上が避難しており、これまでに少なくとも2人が死亡しましたが、被害の全容はまだ分かっていません。 北京紫禁城の排水システムも
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